【家庭薬膳レシピ集】西瓜とキウイのフルーツカクテル
抗酸化や潤い補給や夏の季節薬膳にも
日本人の食生活に取り入れやすい家庭薬膳をご紹介しています♪
薬膳素材の西瓜には、熱を冷ます、赤の植物色素成分リコペンで抗酸化する、
カリウムなどが豊富で利尿する、身体を潤す、食物繊維が豊富でお通じをよくする、
など、いろいろな働きがあります。
ですから、この薬膳レシピは、抗酸化・潤い補給・熱冷まし・暑気払いなど、
様々な目的に応用が利く食事療法(フードセラピー)になります。
2017年5月1日配信のナチュラル薬膳生活マガジンでは、抗酸化や潤い補給を
薬膳の目的の例として、このレシピの薬膳くみたて理論を説明しています。
全3回無料動画レッスン【薬膳で心身バランスを整えて健康に!】で届く
第1回動画レッスン添付メールでは、熱冷ましを薬膳の目的の例として、
このレシピの薬膳くみたて理論を説明しています。

熱を冷ます薬膳 西瓜とキウイのフルーツカクテル
身体にこもった熱を冷ますフルーツ薬膳♪西瓜は、発熱や夏の暑さで身体が熱くなり過ぎたときに、 熱を冷まして「寒熱のバランス」をとったり、発汗で失った身体の潤いを補給する薬膳素材です。薬膳は「苦いお薬が入った特殊な料理」ではありません。心や身体のバランスを整えて、不調を予防・改善する食事療法です。詳しくは、全3回無料動画レッスン【薬膳で心身バランスを整えて健康に!】ご登録ください。赤い西瓜にはリコペンとβ‐カロテンが豊富なので、紫外線が強くなる季節には、抗酸化の薬膳としても応用が利きます。
Ingredients
- 1/2 個 赤い小玉西瓜 約600g
- 1 個 キウイフルーツ
- 10 g 白木くらげ
- 40 g 氷砂糖
- 800 ml 水
Instructions
- 白きくらげを洗って分量外の水に20分浸水してから石づきを除き、食べやすい大きさに切っておく。
- 西瓜とキウイフルーツをそれぞれ半分に切り、フルーツのくりぬきカッターで実を取り出して西瓜の種は除いておく。西瓜を切っている時に出た西瓜汁はとっておく。
- 鍋に戻した白きくらげ、水、氷砂糖を入れて強火で加熱し、沸騰したら火を弱めて20分煮て、白木耳のシロップ煮を作り、冷ましておく。
- くり抜いた西瓜の半分をミキサーかフードプロセッサーにかけてジュース状にし、取り分けておいた西瓜汁と合わせる。
- 白木耳のシロップ煮、残りのくりぬいた西瓜とキウイフルーツ、西瓜汁を合わせて冷蔵庫で冷やし、ガラスの器などに盛り分けて供する。
Notes
♡西瓜が手に入りにくい時期であれば、苺、梨、りんご、枇杷、柿などで作ってもよいでしょう。
♡浮腫みを改善したい場合や高血圧ケアの薬膳に応用したい場合は、氷砂糖をメープルシロップに変えるとよいでしょう。 ♣参考文献・データ 『ナチュラル薬膳生活入門編』須崎桂子 ナチュラル薬膳生活文化普及協会 『食材健康大辞典
』監修 五明紀春 時事通信社
♡浮腫みを改善したい場合や高血圧ケアの薬膳に応用したい場合は、氷砂糖をメープルシロップに変えるとよいでしょう。 ♣参考文献・データ 『ナチュラル薬膳生活入門編』須崎桂子 ナチュラル薬膳生活文化普及協会 『食材健康大辞典
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須崎桂子
理事長 : ナチュラル薬膳生活文化普及協会
中医師から中医学・薬膳学を習得。心の状態で体調を崩したことから、健康の維持・増進、病気の予防・治療には食事だけでなく、運動やリラグゼーションも必要なのに気づく。そこで抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学も掛け合わせて、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂が喜ぶ薬膳フードセラピーの暮らし方を、人生に前向きな大人女性たちに配信し続けている。
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