【家庭薬膳レシピ集】 海老チリ肉ぎょうざ
冷え症を改善する薬膳フードセラピー
日本人の食生活に取り入れやすい家庭薬膳をご紹介しています♪

冷え症ケアの薬膳 海老チリ肉ぎょうざ
冷え症を改善する薬膳♪
日本に数年に1度の寒気がやって来て、柏本校サロンのある関東平野にも珍しく雪が降り積もった夜、薬膳講師のけいてぃーさんが翌朝の雪かきに備えて晩ご飯に食した薬膳です。雪国の皆さんに比べれば、たいしたことのない雪の量でしょうが、さすが上空は-45℃というだけあって、柏も、ものすごい冷え込み。そこでまず、身体を内側から唐辛子でしっかり温め、海老やお肉で体力をつける方法をとることにしました。下半身から身体を温める「陽」のチカラを補充する海老と、生体エネルギーを生みだすお肉のブレンドして、唐辛子たっぷりの豆板醤で味付け。餃子の皮で包んで熱々を晩ご飯に頂きました♪
Ingredients
- 100 g ◎海老のたたき 殻とワタを除いたブラックタイガー約8尾
- 200 g ◎牛豚あいびき肉
- 30 g ◎榎茸のみじん切り
- 5 g ◎生姜のみじん切り
- 1 片分 ◎大蒜のみじん切り 大蒜1片の皮を剥いてみじん切りにしたもの
- 1 小さじ ◎豆板醤
- 16 枚 餃子の皮
- 1 大さじ オリーブオイル
Instructions
- ◎を全てボウルにいれてよくこねて餃子のあんを作る。
- 餃子の皮に等分にあんをのせ、皮の半周に水をつけて半月型に折ってとじる。とじ目ひだをつけて、皮が開かないように包む。
- フライパンにオリーブオイルを温め、餃子を中火から強火で焦がさないようにこんがり焼く。
- 弱火にして分量外の挿し水を加え蓋をして2~3分蒸し焼きにする。
- 器にブロッコリースプラウトを敷いて餃子を盛り、オプションで、分量外の豆板醤や甜麺醤を添えて頂く。
Notes
♡お子さんに供する場合は唐辛子の辛味の刺激が強すぎるので、豆板醤を餃子のあんに混ぜないで作りましょう。豆板醤は一緒に召しあがるご家族の体質・体調・年齢に合わせて、出来上がった餃子に量を調節して添えるとよいでしょう。
♡唐辛子の辛味が苦手は場合は、豆板醤はあんに入れず、出来上がった餃子にマイルドに身体を温める甜麺醤を添えて召しあがってもおいしいです。
♣参考文献・データ
『ナチュラル薬膳生活入門編』須崎桂子 ナチュラル薬膳生活文化普及協会
薬膳素材の分類 温裏類 唐辛子 p.87 参照
唐辛子は身体を温める働きが非常に強いので、熱性の症状がある場合は避けましょう。
薬膳素材の分類 温裏類 唐辛子 p.87 参照
唐辛子は身体を温める働きが非常に強いので、熱性の症状がある場合は避けましょう。
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須崎桂子
理事長 : ナチュラル薬膳生活文化普及協会
中医師から中医学・薬膳学を習得。心の状態で体調を崩したことから、健康の維持・増進、病気の予防・治療には食事だけでなく、運動やリラグゼーションも必要なのに気づく。そこで抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学も掛け合わせて、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂が喜ぶ薬膳フードセラピーの暮らし方を、人生に前向きな大人女性たちに配信し続けている。
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