ナチュラル薬膳生活文化普及協会とは
こんにちは。ナチュラル薬膳生活文化普及協会の理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃー♪です。
ナチュラル薬膳生活文化普及協会は、中医学に基づく食事療法である「薬膳」を中心とした「ライフスタイル医学」の暮らし方を、薬膳の専門家を志すみなさんに情報発信している任意団体です。
設立は2008年8月8日。
ナチュラル薬膳生活カレッジ柏本校サロンの一部門として、千葉県柏市から10年以上、情報提供の活動を続けてきました。
ミッション「薬膳の専門家」を志す人への上質な情報提供
こちらの協会のミッションは、「薬膳の専門家」を志す人に質の高い関連情報をお届けすること。
家族の健康の鍵を毎日の食事で握っているみなさんに、将来「薬膳の専門家」として台所から未来を変える人材になるきっかけを提供したいと願っているからです。
この想いは、わたくしがが薬膳を学ぶ前に肺がんにかかって放射線治療の副作用に苦しむ父に食事療法をできなかった辛い経験が源泉です。
父が他界した後、自身も婦人科系疾患や不妊の悩みで苦しみ、やっと辿り着いたのが、中国人の中医師の先生から直々に学んだ中医学に基づいている薬膳学。
その後、中医薬膳学のエッセンスを日本の家庭生活に取り入れやすいようにアレンジして、健やかな暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案しました。
薬膳を中心としたライフスタイルは、自律神経や免疫力など心と体のバランスを整えるので、自然治癒力を高めます。
ナチュラル薬膳生活では、わたくしたちの心と体には目には見えない「陰陽ホメオスタシスのネットワークシステム」があると考えています。
薬膳の究極の目的は、すべての人がこのシステムのバランスを健やかに保って病気の心配をせず、生涯健やかに人生を200%味わい尽くせるようになること。
ですからたとえ微力でも、ナチュラル薬膳生活を普及することで、ひとりでも多くの人たちの健康寿命が伸びたり、医療機関にかかる人たちが減って、社会貢献につながればよいと願っています。
薬膳の考え方には、「暮らしている土地」、「移りゆく季節」、「人の体質や体調の変化」に合わせる「三因制宜(さんいんせいぎ)」という中医学のポリシーが貫かれています。
画一的なお料理をたくさん作る外食では、このように一人ひとりのコンディションに合う食事を出すのはほとんどムリです。
変わりゆく環境や心身の状態に合わせて、毎日の食事を調節できるのは、家庭で台所を預かっている人に他なりません。
だから、
・医療現場で患者さまへの食のアドバイスに薬膳を生かしたい医療従事者さん
・健康料理教室で生徒さんたちに先人の知恵の食養生を教えたい管理栄養士さん
・クライアントさまに美容を守る家庭の食事を伝えたいセラピストさん
・家族のために薬膳を学んで専門家になりたい未来志向のみなさん
こうした方々に「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を知って実践して頂けたら何よりの喜びです。
「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」とは
コンセプト「ライフスタイル医学+家庭薬膳」
「薬膳」や「ライフスタイル医学」って一体なんのこと?と聞かれることが多いので、改めてここでご案内させて頂きます。
なぜ「薬膳」だけでなく「ナチュラル薬膳生活」というコンセプトで、薬膳教室を続けているのかもお伝えします。
・薬膳・・・中国伝統医学(中医学)に基づいた「食事療法」
・ライフスタイル医学・・・生活習慣で健康を守る「予防医学」
・ナチュラル薬膳生活・・・ライフスタイル医学の「健やかな暮らし方」
薬膳は、中国伝統医学(中医学)から生まれた「食事療法」で、「食養生」や「薬膳フードセラピー」ともいいます。
ライフスタイル医学は、生活習慣で健康を守る「予防医学」です。現代医学や現代栄養学の要素も含んでいます。そして食事だけでなく、適度な運動や休養も大切な要素と捉えています。
ナチュラル薬膳生活は、家庭薬膳をライフスタイル医学に活かした「健やかな暮らし方」です。
薬膳生活の極意は家庭料理を薬膳に変える魔法!
基本的にナチュラル薬膳生活では身近な食材の中から、予防したり治したいと思っている症状にぴったりな薬膳素材を見つけ、家庭料理に活かしてキレイと健康を守ります。
中医学の先人の知恵に照らして、日々の生活で作るこうした家庭料理は、イライラやカゼのひき始めなど、軽いココロやカラダの不調をこまめに改善するのに役立つからです。
こうしてこしらえたお料理は、もはやふつうの家庭料理ではなく、立派な「家庭薬膳」!
ですから、「家庭料理が薬膳に変わる!」というワケです。
薬膳の専門家が手に入れる「家庭料理を薬膳に変える魔法!」は、一生モノのスキルです。
理事長の須崎桂子は、この魔法を必要としているみなさんに薬膳の神髄を伝えるべく、自分も日々精進しながらナチュラル薬膳生活の情報発信やレッスンをこれまで続けてきました。
生活習慣病の予防にも「ナチュラル薬膳生活」
ナチュラル薬膳生活は、伝統医学と現代予防医学のアプローチで、生活習慣病予防したり進行を緩やかにする、毎日の食事づくりのガイドラインに役立ちます。
私たちは一旦この世に生を受けたら、食べものでカラダを作り、イノチを支えていかなくてはなりません。
ですからナチュラル薬膳生活では、健やかに暮らすために「食事」を特に重視しています。
但し、飽食となった現代の日本社会では、ただ食事を摂ればいいというわけではありません。
空腹を満たすだけで食べるものに無頓着だったり、食べたいものだけ食べる偏食を続けていると、陰陽バランスが崩れて、糖尿病、脂質異常症、高血圧といった生活習慣病になるリスクが高まります。
薬膳の考え方を知っていると、食事でカラダの中に不足しているモノは補う、溜まっている老廃物は取り除く、詰まっている毒素は解毒する方法が分かるので、生活習慣病につながるバランスの崩れを日頃からこまめに調節できるようになるのです。
しかし、生活習慣病のケアについては伝統医学ばかりに頼っていると、抽象的な方法論に偏ってしまいがちです。
ですから、身体のコンディションをチェックするには、健康診断で得られた血糖値や中性脂肪値、自分で把握できるBMI(体重と身長から割り出す体格指数)など、現代予防医学の手法も用いています。
カロリー計算が必要な糖尿病であれば、薬膳の手法に現代栄養学をプラスすることもあります。
協会を運営している「ナチュラル薬膳生活カレッジ」とは
薬膳料理教室ではない「本格的な薬膳スクール」
ナチュラル薬膳生活では、中医学の理論と薬膳調理の実践をどちらも大切にしています。
先人の知恵を参考にしてどう薬膳レシピを作るのか紐解いたり、ライフスタイル医学も取り入れて生活習慣病の予防や進行を緩やかにする薬膳作りを考えたり、薬膳素材と重なるメディカルハーブでハーブ薬膳を組み立てたりします。
健やかな暮らしに役立つ内容であれば、有酸素運動で代謝を高める運動療法、中医学に基づいた導引養生功(日本では一般的に「気功」といわれます。)や太極拳、欧米の伝統医学から生まれたメディカルハーブ、生理心理学や心理療法などついて話しが弾む場合もあります。
体系的に学べる薬膳カリキュラムが特徴
「ナチュラル薬膳生活専門家養成コース」にて、【前期】薬膳基礎コースから【後期】薬膳応用コースまで、薬膳ライフコーチである理事長が執筆した公式テキストを使って、日本人が分かりやすいように薬膳生活を体系的に教えています。
調理レッスンには、やさしい薬膳を紹介する調理実習も含まれており、レッスン後はご自身で【薬膳レシピ開発】課題があるので、修了生は全員が自分で薬膳レシピ処方できるようになって卒業していきます。
少人数制
受講生の理解度やニーズが分かるよう、マンツーマンから少人数の指導を採用しています。ひとりひとりに合わせて心身をケアする東洋伝統医学と同じアプローチです。
分かりやすさ
理事長は中国語を学んだことがあるので、薬膳を始めて学ぶ生徒さん達が困惑しそうな漢字の表現を紐解いて、分かりやすく説明します。
日本人は漢字が読めるので、テキストの中の漢字の意味を理解していないのに、なんとなく分かったような気分になりがちです。
例えば、「裏(り)」は、「裏側」ではなく「内側」のことですよ、っといった風に補足説明を致します。
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ナチュラル薬膳生活文化普及協会の情報発信が、家庭生活や仕事で薬膳を生かしたいみなさまの健やかな暮らしのお役に立てば幸いです。
これからさらに踏み込んで薬膳の専門家を目指したい場合には、いつでもお声がけくださいね。
ナチュラル薬膳生活Ⓡは、大宇宙の季節変化に合わせる健やかな食生活で、台所から未来を変える暮らし方。
《薬膳の専門家》を目指す養成コースへ入学をご検討の方に、マンツーマンで薬膳体験パーソナルレッスンを随時実施しています
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