ナチュラル薬膳生活カレッジは、もともと、都心にある金融情報の外資系企業でバリバリ働いていた、元営業ウーマンのオーナー講師、須崎桂子(けいてぃー)がオープンしました。
薬膳教室を始めようと思ったきっかけは、会社勤めをしていた2003年の春に遅ればせながら結婚し、その年の暮れに大好きだった父親をがんで亡くし、年明けすぐにめいっこが生まれ、自分自身は婦人科系の手術で入院して、人生に対する価値観が変わってしまったことでした。
新しいイノチを家族に迎える喜び、子宝に恵まれなかったなあという諦めたキモチ、消えていく家族のイノチと別れる悲しみ、年を重ねるにつれて感じ始める自分や家族の健康に対する不安・・・、人生においてイノチに深く向き合うタイミングや経験は人によって様々でしょう。
でも誰だって、イノチについてふと考えるときはありますよね。
自分の場合は、家族を通じて続けざまにイノチの終わりと始まりを目の当たりにして、それまでの生き方を見つめ直したり、自分の努力ではどうにもならない自然の摂理を肌で感じるようになりました。
そんな最中、手術を受ける病院に向かう途中に、書店の店先に置いてあった薬膳料理のレシピ本に目が留まって買い、手術の後で病院のベッドで読んでみました。
その本のレシピ自体は中華料理のシェフによるもので、あまり家庭料理には向かない内容でした。
でも、薬膳の理論を監修した中医師が書いた箇所には、薬膳が中医学に基づいた食事療法であることが説明してあって、とても面白いと思いました。
さらに、中医学自体が中国の古代哲学の流れを汲んでいて、自然環境と人間の調和や、人間のココロとカラダの全体的なバランスなどが、健康に深く関わっているという考え方を知りました。
そこで仕事に復帰した後に働きながら、2005年から薬膳の学校に通って中医薬膳学を修め、日々の食事を大切にして健康を守ろうと心がけるようになりました。
しかしまだこの時点では、安定したサラリーマン生活を止め、薬膳教室を始めようとは思いませんでした。
とにかく結婚して家庭でキッチンを預かるようになったこともあり、やってみたらお料理は楽しかったので、共働きで忙しかったけれど、薬膳の考え方を取り入れて家庭薬膳を作るようになりました。
自分と家族のお弁当も薬膳の考え方を活かして、毎日作って勤め先に持って行きました。
一方、会社勤めの仕事もチャレンジが面白くて働き続けていたのですが、更年期の年代に入る前くらいから仕事が思い通りに行かないことが多くなり、情けなく感じることが増えました。
それでも無理をしてお勤めを続けているうちに、とうとうココロとカラダのバランスを崩してしまいました。
せっかく中医学を通じて、自然と調和した生き方や、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を意識するようになっていたのに、これでは考えていることをやっていることがちぐはぐです。
しかしそのおかげで、おうちで心がけていた薬膳フードセラピーが、カラダだけでなくココロも癒してくれることに、改めて気づくことができました。
こうして夢を持って開いた薬膳教室ではありますが、サラリーマンのころと違って、人生の道のりは平たんではありません。
しかし、受講生のみなさまや、卒業生さん達の活躍、理解のある家族、ビジネスパーソンの実践会など、多くの方々の支えのおかげで日々感謝しながら、薬膳を通じた健やかな暮らし方を伝えるお仕事を続けさせて頂いています。
未来のワタシにキレイと健康を届ける✨
薬膳&ハーブの教室
ナチュラル薬膳生活カレッジ柏本校サロン
*「薬膳」・「メディカルハーブ」は「ナチュラル薬膳生活」の一部分です。
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須崎桂子
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