こんにちは。
ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪
これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。
今日は新型コロナウイルスに対して、公共施設など身近なところに置いてある手指を「シュッシュ!」するアルコール消毒液や、タンク車などを使って大量に消毒薬を街頭にふり撒いている海外ニュースの映像を見て思ったことを書かせて頂きます。
それから、これらの話題に関連して薬膳ライフの消毒に役立つ薬膳ライフお気に入りアイテムもご紹介いたしますね。
なお、予めお断りいたしておきますが、わたくしはこちらの記事で挙げている市販の商品の広告宣伝は一切請け負っておりません。
そして読者の皆さんにおかれましては、これらの使用においては適切に自己責任において行って頂くこととし、こちらでは一切責任を負うことはありません。
マスクに続いて消毒用アルコールの品切れ・値段吊り上げを懸念
今日は新型コロナウイルスの感染予防に普通の紙マスクをしっかりかけて、経営コンサルタント高橋貴子先生のサロンに出かけました。
ウイルス騒ぎが本格化する前から、花粉症やインフルエンザ予防のために使い捨て用の紙マスクがたくさん入っているボックス商品を既に買って使っているので慌てないで済みました。
昨今はこの紙マスクが品切れで困っている人がいるのに、高額で転売するのを目的に買い占める行為が見られるとのこと、残念に思います。
一部のドラッグストアでさえ、この社会状況を利用して利益を上げるため、紙マスクにお客さんが購入を望まない栄養ドリンクを抱き合わせ販売して高く売っているというニュースを今朝耳にして悲しい気持ちになりました。
貴子先生のステキなサロンでも入るとすぐテーブルの上には、除菌ティッシュが設置されていたのでちょっとびっくり!
お部屋の雰囲気と頂いたばかりの貴子せんせいのおしゃれなニューズレターが、「除菌」ティッシュ容器とミスマッチな様子が珍しく、「新型コロナウイルス感染拡大の懸念という滅多にない世相」を反映しているので、記念に撮影させて頂きました。
ところでスポーツクラブではヨガのレッスンに行くと、いつも参加者の皆さんが共有マットを床に敷いて、「シュッシュ!シュッシュ!」レッスンの前後、クラブの備品の消毒用スプレーを吹き付けてタオルで拭くする姿を目にします。
それは別に新型ウイルスの感染予防のためではなく、ヨガマットに付着している他人の真菌を除くためであろういつもの見慣れた光景です。
恐らく、水虫がうつらないようにするためかと思います。
一方、わたくしはいつもハワイのデザイナーさんのMYヨガマットを持参して、幸せを呼ぶという孔雀の羽のデザインを眺めながらパワーヨガを楽しみます。
共有マットには真菌が移る心配もありますが、他の人の汗が沁み込んでいるヨガマットにうつ伏せになってバッタのポーズなどをすると、マットに鼻が近づくので染みついた臭いが気になってしまうからです。
そして帰宅してからキッチンで使っている「ドーバー・パストリーゼ77®」で、MYヨガマットに「シュッシュ!」してお天気なら時どき洗濯竿にかけて陰干しするようにしています。
「ドーバー・パストリーゼ77」は薬膳ライフでわたくしが愛用していて、ナチュラル薬膳生活カレッジ柏本校サロンや、我孫子オフィスのキッチンスペースに常備している必須アイテムのひとつ。
万が一、お口から摂取しても少量の使用でアルコールアレルギーがなければ安全・無害です。
もし薬膳の調理レッスンで食中毒を起こしたら大変ですから、生徒さん達がお帰りになった後でまな板などを除菌したり、ホワイトボードを拭いたり、パウダールームの掃除したりするのにも活用しています。
そこで今般の感染症予防の紙マスクや消毒用アルコール商品の品切れ騒動を機会に、「ドーバー・パストリーゼ77」について改めて調べてみました。
先に触れた除菌ティッシュやスポーツクラブの消毒用スプレーの中身は恐らくアルコール。
「ドーバー・パストリーゼ77」もアルコール濃度が77%を意味しているのだといいます。
長く使わせて頂いていますが、これまで77って何だろう程度しか意識していませんでした。
元々わたくしが気に入って使い始めた理由は、抗菌・抗ウイルス作用が期待できる植物化学成分でポリフェノールの一種、カテキンをうまく配合している点です。
わたくし達、日本人の普段の暮らしでお馴染みの日本茶、緑茶には茶カテキンが含まれています。
ここでいう茶カテキンは、日本茶を日本茶たらしめる渋味や苦味を醸し出すあの「タンニン」とほぼ同義。
お茶は遣唐使が8世紀ごろに中国から日本に持ち込んだという説がありますが、抗菌の働きを持つ茶葉を飲む習慣はやがて庶民にも広まって、わたくし達を感染症から健康を守ってきたのでしょう。
「ナチュラル薬膳生活®(薬膳ライフ)」では、植物性の薬膳素材のこうした有効成分をお料理に活かしているだけではありません。
生活アイテムの日用品の除菌やうがい薬やハンドクリームなどにも活用して、なるべく化学合成薬に頼らないでナチュラルな暮らしを心がけています。
それから余談ですが、「ドーバー・パストリーゼ77」のメーカーさんのサイトを見ていたら、「ただいま在庫切れ」の記載がありました。
このご時世ですからそれは想定内だったのですが、グーグルの検索結果に「ドーバー・パストリーゼ77」¥9,980の文字がぱっと目に入って来ました。
「え?そんなに高かったっけ。」と思わず楽天市場をクリックして調べましたら、定価は千円ちょっとはずの「ドーバーパストリーゼ77」500ml入りが、ほぼ10倍の値段でネットショップに出ていたのです!
新型コロナウイルスの感染拡大による感染症予防アイテム商品の品薄・値段吊り上げの影響は、花粉症の予防に毎春利用している紙マスクだけでなく、愛用の「ドーバーパストリーゼ77」にも及んでいるのを今日気づいて絶句してしまいました。。。
大量にふり撒かれている消毒薬に後々の影響を懸念
そしてもうひとつ気になるのが世界のニュースで目に入って来る、海外のド派手な消毒の様子です。
防護服を着てタンクをしょった人や、タンク車が消毒液を市街地や建物内に大量に散布している画像をわたくしたちはもう何度も目にしていますよね。
こちらの画像はイメージですが、人気のない街や建物に車からものすごい煙幕をあげて白い消毒薬をふり撒いているニュース画像が、こんな雰囲気に見えました。
一体何の化学薬品をふり撒いて、後で人体や環境に残存する消毒薬が影響しないのかな、消毒薬は耐性菌のようにウイルスの構造に変異を起こしたりしないのかな、素人考えかもしれませんが素朴な疑問が湧いた次第です。
恐らく先にお話ししたようなスポーツクラブの消毒スプレーに使われているエタノール(消毒用アルコール)よりずっと強い化学合成薬を巻いているのだろうと思います。
実は「消毒」と一口に言っても、消毒薬には様々な種類があります。
例えば消毒薬を化学構造式の違いから見ると、すでに話に出て来たアルコール系の「エタノール」(メチルアルコールの「メ」タノールではありません。)のほか、水回りのかび取りに使う塩素系の次亜塩素酸ナトリウム((塩酸と)まぜるな危険の漂白剤など。)など、お店の生活用品売り場に並んでいますよね。
揮発性消毒液のクレゾールせっけん液なども、聞いただけであの強烈な臭いを思い出す大人女性世代の皆さんは少なくないと思います。
わたくしは子供の頃に両親の実家のある東北に夏訪れると、道端の側溝のどぶ川にクレゾールが蚊の防虫対策に撒かれていたらしく、田舎町だったのですが薬品の臭いが漂っていたのを思い出します。
エタノール(燃料用メタノールではありません。)は、もちろん飲用ではありませんから飲んではいけませんが、基本的にもとは醸造アルコールと同じく天然の穀類やいも類を発酵で生じる産物です。
一方、例に挙げた次亜塩素酸ナトリウムやクレゾールは人体にも有毒な劇薬ですが、世の中にはほかにもまだたくさん化学合成薬の消毒薬があります。
新型コロナウイルスの感染が始まった武漢の街中に散布されていた大量の消毒薬が何なのか分かりません。撒かれた後に生態系にどんな影響が出るのか分かりません。
でもこの問題が日本にも飛び火して新型ウイルスに感染する人が増えている昨今、これ以上多くの人々にうつらないように消毒するのは喫緊の対策のひとつなのは分かります。
その一方でひと昔とは違い、細菌やウイルスは使いすぎると薬に対する抵抗力を持つので、薬品や抗生物質で増殖を抑えられなくなるケースが起こる可能性が広く知られています。
ですから、現代医学や薬理学の専門家の方々が最新の科学技術の粋を集めて、現在の新型ウイルスの感染予防や治療に関して手を打ちながら、未来にも目を向けて研究を進めているところなのでしょう。
大人女性の消毒に役立つ薬膳ライフお気に入りアイテム
そこで薬膳ライフコーチのわたくしも微力ながら社会貢献といっては僭越ながら、自分自身が実践している花粉症やインフルエンザのシーズン対策に「シュッシュ!」している、大人女性の消毒にお役立ちの市販アイテムをもうひとつご紹介いたしますね。
但し免責事項として、こちらの記事をお読みになって行われたいかなる方法においても、自己責任において適切なやり方で実施して頂くこととし、こちらではいかなる責任も負いませんので予めご了承ください。
とにかく「ドーバーパストリーゼ77」が品切れ・値段吊り上げでショックだったので、こちらは大丈夫かインターネットで調べたのですが、現在のところ通常の価格で市場に出回っています。
その薬膳ライフお気に入りアイテムは、北海道は北見で育てられた和ハッカで作られていている「北見ハッカスプレー」です。
時どき、デパートの北海道物産展で扱っているので、北見ハッカ飴は見かけたことがある方も多いことでしょう。
その精油成分を活用した食品に使用しても大丈夫なスプレーバージョンもあるのです。(但し行政に認可されていても、わたくしは精油は刺激が強すぎるので経口摂取はお勧めしていません。)
和ハッカは西洋ハッカよりもℓ-メントール(エルメントール)という清涼感のある芳香性を持つ精油成分を多く含んでいるので、花粉症のお鼻グズグズによる不快感の軽減や、冬のカゼ予防に長く愛用しています。
ℓ-メントールには、抗菌・抗真菌・抗ウイルスお腹に溜まったガス抜き・眠気ざまし・集中力アップ・抗ヒスタミン・鎮痛・筋肉の緊張を改善などの働きがあります。
皮膚刺激が強いので、直接身体に吹き付けたりしませんが、例えば使い終わって吊るしてあるバスタオルにシュッシュ!して洗面所に芳香を漂わせます。
すると立ち上る芳香成分が歯磨きしたり身づくろいをしているうちに間接的に気道を通じて呼吸器に少しだけ入って来て身も心も爽やかなるのがお気に入り。
ハンカチに少し「シュッシュ!」して手元に置いたり、水回りのお掃除の仕上げやルームスプレーとして「シュッシュ!」することもあります。
但し、間接的にでもハンカチが皮膚に触るとヒリヒリしたり、目に近づけるとチカチカしたりすることがあるので、お肌が弱い方は注意してくださいね。
まとめ 新型コロナウイルスに「シュッシュ!」薬膳ライフにお役立ち消毒の知恵
このように、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、感染予防に必要なマスクやアルコール消毒商品が買占めによって品薄になったり、値段が吊り上げられたりしている状況をとても残念に思います。
それから、海外ニュースで流れてくる市中への大量の消毒薬の散布で将来、生態系やわたくし達の健康の影響やウイルス変異などの心配はどうなのか懸念しています。
こうした新型ウイルスへの極端な不安感が広がる中、少しでも爽やかな話題を提供いたしたく、抗ウイルスの作用がある程度期待できて比較的穏やかなメディカルハーブのハッカ=薄荷=ペパーミントの精油プロダクトを紹介させて頂きました。
除菌アルコール消毒商品や精油を活かした商品は、適切な使用で行政に認められた安全なプロダクトではありますが、アルコールや特定の精油成分に対してアレルギーを持つ人には向きません。
お肌やお身体が弱い方には体質によって向かないことがありますので、パッチテストを行って問題がありましたら、残念ですが使用を控えください。
この記事を参考になさったことで生じたいかなる問題に際しても責任は負いかねますので、どうぞご了承ください。
須崎桂子
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