こんにちは。
ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪
これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。
立春を前に今日の柏方面は寒かったけれどカラッと晴れて青空が広がったサンデー。
皆さんは如何お過ごしになりましたか?
こちらはお昼に中医学理論のレクチャーをしていたら、窓越しに入ってきた日の光が首すじに当たって来て一時的に温室効果で暑いくらいでした。
昨日のみぞれ交じりの雨がうそのように、明るい日差しがサロン教室の大きな窓からたくさん注ぎ込んで来て、生徒さんと気持ちよく薬膳養成コースの本格薬膳体験マンツーマンレッスン。
「食べる氣功薬膳」のエッセンスをコンパクトにまとめた薬膳フードセラピーのご飯も、ラウンジの自然光のもとで生徒さんと一緒に画像に収めることが出来てとても喜んで頂けました。
いわゆる薬膳を超えて「ナチュラル薬膳生活®(薬膳ライフ)」をわたくしから直に学んでくださる生徒さん達との素晴らしい「ご縁」の意味。
薬膳ライフのコンシェルジュとして、限られた人生に訪れるこうしたかけがえのない一期一会の機会を改めて噛みしめる1日となりました。
新たな年、ご自身の現在・過去・未来に想いを馳せて「未来の自分再発見への扉」を開いた生徒さんとの本格薬膳体験マンツーマンレッスンのお話しです。
本格薬膳体験は「未来の自分再発見への扉」
東洋伝統医学にとても興味があって、初めから体系的に薬膳を学んで生活や仕事を充実させたい皆さんのために、ナチュラル薬膳生活専門家養成コース(”養成コース”)はデザインされています。
そして本格薬膳体験レッスンは、そんな好奇心とバイタリティーに溢れる皆さんが、薬膳の学びを通じて「未来の自分再発見への扉」つまり「未来に自分がこうありたいという理想の姿を再度確認して何をすべきか選択する入り口」としてご用意されています。
だから今日の体験レッスンでは未来に薬膳を活かして自分と家族に食事を通じたセルフメディケーションを使いながら、健やかに愉しく暮らすビジョンをはっきりと想い描いて、生徒さんが前向きに取り組もうとする姿が眩しくとても嬉しかったです。
薬膳を超えた生活というライフスタイル医学の視座をコースデザインに加えた理由は、ナチュラル薬膳生活クリエイターのわたくしが、の仲間入りをし始めた40歳で薬膳を学び始めた時期よりもさらに15年も前の学生時代に端を発しています。
薬膳は中国伝統医学(中医学)、そしてそれより遡る中国古代哲学の自然観「人間は大自然の一部であるからその営みに身を任せて逆らうことなく、人は自然と調和して過ごすことで心も身体も健やかに一生を全うできるのだ。」が源流。
今思えば、人間と大自然の関りを説いた中国古代哲学の自然観は20歳代に大学の中国の歴史で学んだときに大変興味を持った「道(Dao・タオイズム)」そのものです。
56歳になった現在になって、そういえば20歳代のころ「道(Dao)は禅仏教に似たような人生観を備えていて、これぞ東洋の哲学なんだなあ。」と、非常に興味を持った古い記憶が蘇ってくる今日この頃です。
わたくしが15年前に中国から入ってきた薬膳をそのまま学んだとき、日本人には中医薬大学のテキストを日本語に訳しただけだと分かりにくいだろうなあと思いました。
なぜなら、アメリカの大学留学でアジア研究学部に入学して中国のことや言語を学んだり、中国の大学に短期語学留学をしたことがあるので、同じ漢字を使っていても中国語と日本語では意味やニュアンスが微妙に違うのにすぐ気がついたのです。
そして、薬膳を学ぶときに避けて通れない中医学をもっと分かりやすく説明できないかと真剣に考えました。
また、この限りある人生の命の質(QOL・クオリティーオブライフ)を高めるためにも、身体を作っている食事が基本とはなりますが、運動や心と身体の休養といった健康の3本柱で、薬膳を超えて薬膳ライフのカタチでカリキュラムを創れないか、本格薬膳教室を開校する前にだいぶ試行錯誤しました。
こうして生まれたのがナチュラル薬膳生活(薬膳ライフ)という薬膳フードセラピーの暮らし方です。
ですから本格薬膳体験の生徒さんには、命を活性化させる黄耆(おうぎ)という中薬(生薬)をベースに淹れた薬膳茶を心ゆくまで味わって頂きました。
わたくしは体験レッスンでは、薬膳ライフを学びたい皆さんのニーズを一つひとつ、しっかりと汲み上げさせて頂くために、マンツーマンで行っていますが、実は一人ひとり症状が異なる体質や不調を見極める中医診断学(中医学独特の診察・診断・治療流れで不調を癒す学問分野)と同じアプローチなのです。
すると、これまでうんと頑張ってきたことや、その流れで中薬学や薬膳学に五感で取り組みたい繊細なお心がじんわりと伝わって来ました。
そして、薬膳を学べるところはたくさんあるけれど、薬膳講師のわたくしの明るいキャラ(笑)や、わたくしがこうしてしたためているホームページやブログの情報発信に書かれているコトが大変お気に召したことも、お話しくださいました。
それは10年以上薬膳教室を続けてきたわたくしにとってとても励みになるコメントです。
こうしてじっくりとお話しをお聞かせ頂きながら、薬膳をライフスタイルとして伝える仕事を続けてきて本当に良かった!と自分の魂の声が聞こえてきました。
この限られた人生という時空をどう生きているのか、これまでどう生きてきたのか、残された人生をどう生きていきたいのか、それは同じ大人女性でも世代の幅は広いし人によってさまざまですよね。
だから、好奇心旺盛でいろいろなことにチャレンジしてきてちょっとお茶目な薬膳講師と、同じ価値観を持った大人女性の未来の生徒さん達に、もっと早くお目にかかれるように、そして未来のキッチンドクターをより多くのご家庭に送り出せるように、愉しい薬膳ライフのお話しを届け続けて参ります。
本格体験レッスンでは、【前期】コーディネーター養成コース一番最初の調理レッスンと理論レッスンのカリキュラム内容や、講師が執筆した本格薬膳テキストがどのようなものか、実際のレッスンについていけそうか、薬膳ライフを学んだご自身の明るい未来が想い描けるか、「未来の自分再発見への扉」として、薬膳で人生を健やかに200%充実させたい皆さんに開かれています。
本格体験レッスンのご案内はわたくしの動画でも配信していますので、ご興味がございましたらどうぞご参照ください。
生徒さん声 マンツーマン体験が良かった♪
中医学の理論と薬膳調理の両方を分かりやすく丁寧に教えていただきました。黄耆と大棗のご飯は、帰ってからもぜひ作りたいと思います。先生の薬膳好きの情熱が伝わって来ました。マンツーマンで教われた事がとても良かったです。
(初めてさんの本格薬膳体験レッスン 未来へスイッチ新子さまの声)
人生を200%味わい尽くしたい大人女性の健美活に!「ナチュラル薬膳生活®(薬膳ライフ)」をどうぞお役立てください。
営養補給系 補気類 黄耆(おうぎ) *体温への作用・味の性質・臓腑への働きかけ・作用* 温 甘 脾肺 補気昇陽 固表止汗 托毒生肌 利水消腫 *栄養素・生理機能成分* フラボノイド サポニン |
参考文献
『ナチュラル薬膳生活入門編』 p.116
【前期】コーディネーター養成コース 公式テキスト
『ナチュラル薬膳生活応用編』 p.137
【後期】アドバイザー養成コース 公式テキスト
須崎桂子
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