こんにちは。
ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪
これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。
このところ、新しいホームページに挿入する家庭薬膳の「賢女の食卓」イメージを作っています。
その写真撮影のために、血行があまり良くなくて顔色が悪いと悩む女性にぴったりな「フラワーレメディーの薬膳ご飯」を「紅花(ベニバナ)」で炊きました。
なぜ、新しいホームページを彩る写真撮影のため、薬膳フードセラピーの調理例に血行を良くして顔色を良くする紅花を使ったかというと、ふたつの理由があります。
ひとつは、紅花には血行を良くする働きがあるから。血の道に悩む女性たちが多いので、紅花をご紹介すると血行が悪くて顔色が悪いと悩んでいる女性たちのお役に立つかなと思ったからです。
血行を良くすると顔色が良くなって、美人度アップにつながりますものね。
もうひとつは、血行を良くする紅花の美しい黄色いご飯がウェブサイトの顔色も良くするのにぴったりかなと思ったから。
こちらは、フェイスブックのカバーページに紅花ご飯を含めて撮ってみたバナー写真です。
画像の左上にみえる黄色い土鍋炊きの薬膳ご飯が血行を良くする紅花のご飯です。
紅花ご飯は、バナーの顔色を良くする効果も大ですね。
そこで、今回は血行が悪くて顔色が悪いと悩む女性のお悩み解決に、紅花についてのお話しさせていただきます。
ただし、紅花はコウカと呼ばれる生薬でもあり、子宮を収縮させる働きがあるので、妊娠中や妊娠の可能性のある女性たちには禁忌なので、使用は避けてください。
月経の血量が多い月経過多の場合も、紅花は出血をひどくする恐れがあるので、避けたほうがよいでしょう。
ナチュラル薬膳生活カレッジ柏本校サロンでは、こちらの記事に記載されている内容を誤って参照して生じたいかなる結果についても責任は負いかねます。
どうぞこうした免責事項をご理解のうえ、この先の記事をお読みくださいね。
年齢とともに血行がわるくなったかな?顔色が悪いなと感じていませんか?
以前はそうでもなかったけれど、年齢とともに血行が悪いせいか、顔色が悪いなと感じたりすることはありませんか。
なんかこの頃、顔色がさえないなあ・・・
もちろんファンデーションで目の下のクマや肌のくすみを隠して、顔色を明るくカバーすることはできますね。
でも、お化粧で顔色が悪いのを隠しても、根本的な問題解決にはなりません。
そんな血行が悪くて顔色のくすみに悩んでいる大人女性の悩みを、食を通じて体の中からインナービューティーで改善するのに薬効を良くする薬膳食材のひとつが、「紅花(ベニバナ)」。
食べるお花の薬膳食材「紅花」でフラワーレメディー出来るってご存じですか?
つまり、お花の薬膳食材の紅花で血行を良くする「食べるフラワーレメディー」で顔色を良くする薬膳フードセラピーの方法です。
「紅花」~血行を良くする薬膳食材・生薬・メディカルハーブ
紅花(ベニバナ)は血行を良くして女性の血の道を改善するので、間接的に顔色を良くするのにも役立つキク科の植物系の薬膳食材。
専門用語で血行をよくすることを、活血化瘀(かっけつかお)というのですが、紅花は「活血化瘀類」という薬膳素材に分類されています。
江戸時代には紅花は口紅の材料として使われてきたのは有名ですよね。
お花屋さんの店頭に鑑賞用の紅花が並ぶことがありますから、ご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか。
血行が悪くて生理痛になったり、心臓や脳の血流が悪くて痛みを生じる症状などに使われてきた「血府逐瘀湯(けっぷちくおとう)」という漢方薬にも、紅花は配合されています。
ですから紅花は、血行が悪くて顔色が良くないタイプの婦人科系疾患や狭心症や頭痛を改善する血液サラサラの生薬として紹介させれていることが多いです。
日本薬局方の生薬名として、紅花は「コウカ」。
食品としては、紅花茶やメディカルハーブのような扱いとして、ネットのハーブショップで購入することができます。
ただし、繰り返しになりますが、子宮を収縮させるので、紅花は妊娠中の使用は禁忌です。
しかしそうした心配がなければ、紅花をちょっと薬膳作りに生かすと、血行を良くして顔色が悪
いな、血行が悪くて冷えるなという症状を緩和するのにお役立ち。
使い過ぎに注意して、1日の用量は3gまでくらいが目安です。
紅花の活用法~血行を良くする家庭薬膳づくりに手軽な紅花の薬膳ご飯
薬膳ライフコーチも紅花をナチュラル薬膳生活に取り入れて、薬膳食材、メディカルハーブ、食べるフラワーレメディーとして、顔色を良くするのにほどほど頂いて愛用しています。
そろそろアラ還に仲間入りしましたが、顔色がよい、お肌がきれいと、薬膳の生徒さんたちによくほめられます。
顔色を良くする紅花の活用法は、ホワイトリカーに漬けて紅花酒、熱湯を注いで紅花茶、最初にご紹介した紅花ご飯、紅花をハーブスパイスのように使う炒め物や薬膳スープなど、さまざま。
「紅色の花」と書きますが、例えば薬膳フードセラピーでご飯と炊くと、このようにお米が美しい黄色に染まります。
ちょっと今回の話題からずれますが、黄色は薬膳の源である中医学の五行説の五色でとらえると、消化器系統のシンボルカラー。
五行は中国古代哲学から生まれた独特の物事の見方、そして、とらえ方です。
この世界のあらゆる事象が5つのカテゴリーから成り立っていると考えるんですね。
五、六千年も前から、いや文字が出来るもっと以前から、中国の古代の賢人たちは、刻々と変化する大自然や人間の心や体をふくめた森羅万象の変化をずっと観察してきました。
そこから五行というカテゴリーや、五行の相関関係や、一定の変化の法則性を見出してきたのです。
そして五行がベストの状態で調和しているとき、大自然の気象や、人間の心や体は健やかでいられると考えたのでした。
それからカラーセラピーの世界では黄色は見ただけで、消化器系統に作用して食欲を増進する色といわれています。
ですから、紅花ご飯はお口に入れる前から食欲不振を改善する薬膳フードセラピーとしての効果も期待できます。
中医学の考えでは、しっかりご飯を食べれば気(生体エネルギー)が生まれ、気はさらに血(けつ・血液のこと)の流れをうながすチカラとなります。
顔色を良くする紅花ご飯は紅花を加えて炊くだけでかんたんに作れます。
ナチュラル薬膳生活では、すばやく美味しく炊ける土鍋を使いますが、ご家庭の炊飯器でも同じように炊きあがります。
血行を良くして顔色を良くしたい女性たちのお役に立てば幸いです。
【薬膳食材】紅花~顔色が悪いと悩む大人女性におススメ!血行を良くするフラワーレメディーの薬膳ご飯 まとめ。
このように紅花は血行をよくして顔色が悪いと悩む女性におススメの薬膳食材ですが、それと同時に生薬でもあります。
紅花は子宮を収縮する働きがあるので妊娠中は禁忌です。
そして出血をひどくする可能性があるので、紅花は月経の血量が多い場合は使わないようするという注意点があります。
こうした注意点に配慮すれば、血行を良くして顔色を良くしたり、血行不良による冷え症を改善したり、生理痛を軽くしたりするのでとても重宝します。
ですから妊娠中や月経過多の場合を避ければ、血流の問題で顔色が悪い、冷え症、生理痛といった女性に多い悩みを解決するのに役立ちます。
血行を良くする薬膳作りに活用すると、黄色い美しい彩りがでるので、黄色のカラーセラピー効果を生かして食欲をそそる働きも期待できます。
そこで今回はご飯を炊くときに入れて、黄色い紅花ご飯を作って楽しめる、食べるフラワーレメディーの方法をご紹介しました。
須崎桂子
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