ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪
これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。
秋のさんま(秋刀魚)を夏バテ予防に活かして♡
湿度が高く猛暑が続くので、この夏はさすがのけいてぃーもバテ気味(@_@)
それでも薬膳の考え方を取り入れて、平日はいつもどおり愛する家族にお弁当を持たせて送り出します。
このところは、家族が解凍さんまを食べたいと買って帰ることが多かったのね。
夏なのに、また秋刀魚=さんま・・・? (#^^#)
さんまは、疲労回復や造血や血行促進に役立つ薬膳素材です。
だから本能的に、夏の邪気(じゃき)、つまり、暑さや湿気=暑邪(しょじゃ)で失った「気血(きけつ)」を補充して、全身すみずみまで届ける食べものを選んできたのかもしれません。
すると朝、けいてぃー自身も「さんま」+「カレー」=おいしい!かもと、電光石火のごとくインスピレーション。
カラダの声を聴くってこういうことなのでしょう。
「さんまと茄子のヨーグルトカレー」を朝から作って、「夏バテ予防の薬膳」のお弁当のメインに。
調子に乗って、疲労回復に役立つ大蒜(にんにく=たいさん)も入れてしまいました。
あ。背後に見える紫いろの物体は何って?
紫じゃが芋「シャドークイーン」のマッシュを混ぜた肉団子。
夏の紫外線が厳しいから、抗酸化してくれる植物色素成分もしっかり活用するのです。
フツーの家庭料理が「薬膳」に変わる!?けいてぃーの魔法♡
ナチュラル薬膳生活を知っていると、薬膳素材になる食材の働きを中医営養学と現代栄養学の確度からとらえることが出来るようになります。
そして、フードセラピーの目的に応じて選び出した薬膳素材たちを、中医学理論に基づいて組み合わせたり、調理方法も決めたりして、陰陽バランスが整うお食事を作ります。
それを普段から実践するようになった瞬間から、「フツーの家庭料理」が魔法のように「家庭薬膳」に変身!
いつの間にか、まいにちのお食事で自分自身や家族のキレイと健康を守る「家庭薬膳のキッチンドクター」になれるのです。
薬膳素材のさんまで夏バテ予防のワケ
秋刀魚は本来「秋」が旬の魚だけれど、現代社会は冷凍技術が発達しているから、年がら年中手に入りますね。
血流をよくする「活血化瘀類」の薬膳素材だけれど、気(整体エネルギー)を補充するチカラを持っているし、胃の働きを助ける「補気健胃」にも働きます。
暑邪でぐったりしたカラダの疲労回復に役立つタウリンや、エネルギーの生成を助けるビタミンB1 やビタミンB2も含んでいますし、ミネラルも豊富。
だから、秋刀魚をメインに夏バテ予防の薬膳お弁当に仕上げたというわけです。
血液サラサラに役立つ不飽和脂肪酸も多いから、血栓や動脈硬化の予防にも役立つのがウレシイですね。
高価なうなぎをわざわざ手に入れなくても、夏の解凍さんまで手軽に家庭の食養生。
よろしかったらお試しを^^
『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳素材の分類 各論
活血化瘀類 秋刀魚 p.167 参照
須崎桂子
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