こんにちは。
ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪
これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。
今日は天赦日、明日は夏至と新月と部分日食が重なる日という週末を迎えて、未来志向のみなさんが、いらないモノやコトを手放して、新たなチャレンジを始めたり、表明したりする日に選んでいらっしゃいますね。
実は新型コロナウイルス感染拡大による激動の2020年8月8日(土)、ナチュラル薬膳生活カレッジ柏本校サロンは、開校12周年を迎えます。
そこで3密にならない規模で、『春夏秋冬理論』を参照して振り返りをしながら、これからの「12年周期を占う!大人女性のミラクル夏の薬膳会」を有志の皆さんとプランすることにしたお話しです。
夏の身体をやさしく冷ましながら潤す薬膳フードセラピーをお互いに分かち合い、ランチを楽しみながら、未来志向でお互いに応援し合うパーティーレッスンにしたいと思っています。
『春夏秋冬理論』を紐解いて12周年記念のワケ
『春夏秋冬理論』をみなさんと一緒に紐解いて、開校12周年をお祝いさせて頂きたいと思ったのは、その理論が薬膳の源である中国伝統医学(中医学)の自然の12年サイクルや、自然界で生きる人間との調和に共通する部分がとても多いと感じたからです。
『春夏秋冬理論』は、経営学と占星学を融合した人生のサイクルについての知見を、経営コンサルタントの神田昌典氏と、アストロロジャーの來夢氏が創り上げた実践的な理論です。
スピリチュアルな占いというよりも、西洋と東洋の伝統的な自然観から生まれた12年周期の考え方である12星座と12干支が基になっている点、そして、実際に何千人もの経営コンサルティングのクライアントの事例で12年周期を検証した点に惹かれました。
「人生は12年でひと巡りする季節のようなサイクルの連続に似ている」という一定の法則性があるというのです。
ちなみに、中国伝統医学(中医学)の臓腑を結ぶ主要な経絡は12本で十二正経脈といいます。
そして、1日24時間を2時間を1単位として、12時間と考えるのです。
しかも、合計12からなる臓と腑はその12時間にそって気(生体エネルギー)とともに、刻々と活性化される順序が決まっているのです。
肺 ➡ 大腸 ➡ 胃 ➡ 脾 ➡ 心 ➡ 小腸 ➡ 膀胱 ➡ 腎 ➡ 心包 ➡ 三焦 ➡ 胆 ➡ 肝
中医学では臓腑を結ぶ経絡(気の流れ道)は、このような順番で肺からスタートして、再び肺に戻りぐるぐると身体中を循環していると考えられてきました。
これを経絡学説というのですが、現代社会においても鍼灸や気功などの中医学に基づいている治療法や養生法で使われている理論です。
このように中医学理論にも通じている『春夏秋冬理論』を経営戦略や人生設計のひとつの指針としてに、経営やビジネスだけでなくプライベートにも活かしている人達がいることに驚きを隠せませんでした。
わたくしが初めて『春夏秋冬理論』を耳にしたのは、おととしの暮れ、開校10周年を過ぎたころ、「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰している尊敬する小坂裕司先生のインターネットのポッドキャスト対談番組でした。
それはわたくしにとって電撃的な驚きでした。
なぜなら、先に例に挙げたような中医学の理論を通じて薬膳ライフにも応用できそうに感じたからです。
しかも、ポッドキャストで効きながら不可逆的に進む人生の時間の進行は直線的ではなく、緩やかにスパイラルを描きながら進んでいくというのでまた驚きました。
わたくしは、中医学から生まれた呼吸と身体を連動させる導引養生功という気功の一種を趣味で学んでいます。
その稽古で求められるのは、手の指先から全身に至るまでの柔らかでスパイラルな動きで、直線的でシャープに動くスポーツの体操とはかなり異なるのです。
自分はなかなか才能がないのでお師匠さまのようにできるようにならないのですが、身体全体から繰り出される柔らかな医気功のスパイラルな動きは、細胞一つ一つにそなわっている遺伝子の二重らせんを彷彿とさせます。
導引養生功ではその動きと呼吸が連動することで、十二正経脈の気の流れを整えることができるとされています。
さらに年明けすぐの2019年、今度はお世話になっている経営コンサルタントの高橋貴子せんせいも『春夏秋冬理論』を参考になさっているというお話を伺いました。
占いというよりも、これまでの人生の連なりの法則性を振り返り、また未来の経営の計画に心構えも含めて使われているようでしたが、なかなかこの理論を学ぶ機会が巡って来ませんでした。
でもその代わりに『春夏秋冬理論』は書籍が出ているので、その概要を知ることが出来ました。
『春夏秋冬理論』では、生年月日によって、人生についてふたつの要素が掴めるようになっています。
ひとつは、生年月日で判定されるその人の季節のイメージでの「性質・資質の傾向」。
そしてもうひとつは、自分自身が今のライフステージで「どの季節をすごしているのか」が分かるようになっています。
ウィズコロナ時代をポジティブに未来計画したい方には役立つ指針になると思いますので、ご興味があればどうぞ來夢先生の「春夏秋冬理論・季節判定」をご参照ください。
わたくしは、まだ春夏秋冬理論の講座を受けたことがありません。
でも薬膳会の前に入門講座を受けられそうなので、自分年表や大きな12年サイクルより小さな12ヶ月サイクルでの未来の設計図を描く方法などを教えて頂けるかもしれません。
『春夏秋冬理論』は自習だけでなく実際に応用して人生に活かしている方から学んでみたかったので、薬膳会の前にお勉強をしておきます。
ですから、春夏秋冬理論を教えたりアドバイスしたりすることは出来ませんが、薬膳教室の12周年に合わせて、人生の12年サイクルについてご参加の皆さまと一緒に書籍を紐解きながら、これまでの12年を振り返り、これからの12年を想い描く楽しいひと時になれば幸いです。
2020年8月8日(土)「12年周期を占う!ミラクル夏の薬膳会」については、ご参加を決めていらっしゃる仲間の皆さんを中心に、自分で組み立てた中医レシピの薬膳フードセラピーを分かち合うかたちで行います。
同時に当日はオンラインで、7月12日(日)「中医レシピクリエイター体験講座」をオンライン受講してくださる方には、ZOOMでご参加頂けるように考えております。
まとめ 未来志向で過去を振り返り未来を想い描く12周年薬膳会に
2020年8月8日(土)は春夏秋冬理論を知ったことで、「12周年」を「10周年」よりさらに意味深い転換点と感じているので、おいしい夏の季節薬膳とともにできれば春夏秋冬理論も味わいたいと思っています。
そこで次の12年もさらなる飛躍を「ナチュラル薬膳生活®(薬膳ライフ)」の仲間達と分かち合うために「12年周期を占う!ミラクル夏の薬膳会」と題しました。
このテーマには、新型コロナウイルスと上手にお付き合いしながら、自分たちの未来にうれしい奇跡を呼び起こして、家庭や社会に喜ばれる薬膳の活動で充実した人生を一緒に歩んでいこうという意味が含まれています。
そこで、心と身体にやさしい家庭薬膳を一緒に分かち合って、つたないながら『春夏秋冬理論』を一緒に紐解いて、未来と共に語り合おうと考えました。
わたくしが会社勤めを辞めて12年前に本格薬膳教室を作ったのは2008年8月8日(金)北京オリンピックの開会日でした。
中国人に倣って縁起のよい「八」(発するという良い意味と同じ発音だから)の並んだ日にちにしたのですが、それは暑い暑い真夏日の夜に開校記念ディナーパーティーでした。
それはとても懐かしい思い出であるととともに、周り中の人たちに支えられてきたからこそ、未熟なわたくしがここまで続けてこられたのだと、感謝の念にたえません。
「12年周期を占う!ミラクル夏の薬膳会」で、ご参加のみなさまとこれからも一緒にワクワクする未来を切り開いていけたら幸いです。
須崎桂子
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