こんにちは。薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

中医学と薬膳の専門書ながらAmazonレビューでも分かりやすいと評判!「ナチュラル薬膳生活®」オリジナル薬膳テキストを2冊出版して、第2の人生の仕事に薬膳を生かしたい女性たちに12年あまり伝え続けています。

 

薬膳ライフコーチ須崎桂子のプロフィール写真

 

お正月の三が日に白鳥哲監督が「恩送り公開」として一般公開してくださった7作品のうち、エドガー・ケイシーの生涯を描いたドキュメンタリー『リーディング』を拝聴させていただきました。

 

白鳥監督は、物質文明で急速に破壊が進んでいるこの地球を救うために、再び持続可能な環境を取り戻すには、わたくしたち人類の一人ひとりが「心」や「行動」を変えなければならないことに、気づきを与える映画作品を作り続けています。

 

100年前に催眠状態で天から啓示を受ける方法で、さまざまな難病の一人ひとりに合わせて治療法を伝え癒しつづけ、14,000もの症例を記録として後世に遺したエドガー・ケイシーはあまりにも有名です。

 

エドガー・ケイシーの体や心の悩みを解決するいろいろな療法のなかには、食事療法がかなり大きな比重を占めているのが特色。

 

その中で、エドガー・ケイシーが乾癬という原因不明の皮膚病の患者さんについて、茄子やトマトなど、ナス科の植物を避けるようにというインストラクションがとても印象的でした。

 

茄子

 

エドガー・ケイシー食事療法には、肉類の摂りすぎに対する警告など、事細かな指示がこれ以外にもずいぶんあります。

 

そのうち薬膳ライフコーチとして、ナス科についてのエドガー・ケイシーの注意喚起がわたくしの興味を引きました。

 

茄子やトマトはわたくしたちにとってあまりにも身近な食材だからです。

 

そこでここでは、なぜエドガーケイシー食事療法で茄子などのナス科植物を避けるようにアドバイスしているのか、茄子は本当に食べると体にいけないのかその理由に絞って、中医薬膳学やメディカルハーブや現代栄養学の視点からも紐解いてみたいと思います。

 

エドガー・ケイシーの療法4つのキーポイントに見る茄子の影響

 

催眠状態のエドガー・ケイシーの口から語られた療法は、基本的に下記の4つのキーポイントに根差しています。

 

これらをエドガー・ケイシー食事療法に落とし込んでいくと、なぜ茄子やナス科植物がある人々には病気を引き起こしてしまうと考えるのか、その理由を紐解きやすいのではないかと思いました。

エドガー・ケイシー療法4つのキーポイント

1.「体内毒素の排泄」

2.「体液(血液・リンパ)と神経の循環の改善」

3.「適切な消化吸収」

4.「良質な休息・休眠」

 

エドガー・ケイシー療法の実践のひとつとして、疥癬のような皮膚疾患やその他のいくつかの病気の場合に、ナス科の植物を食べるのは一切禁じられているのです。

 

魔女禁止の看板

 

それはエドガー・ケイシーの心と体を作る食事に関する注意事項なので、4つのキーポイントのうち、特に1の「体内毒素の排泄」、2の「体液(血液・リンパ)と神経の循環の改善」、そして3の「適切な消化吸収」とのかかわりが深いのだろうと考えました。

 

とすると、エドガー・ケイシーを通じて大いなる存在が伝えてくれたのは、以下の3点の問題かもしれません。

1.ある特定の体質・体調の人にとって、茄子などナス科の植物に含まれる成分は毒素。

2.身体にたまった茄子などナス科の植物の毒素が、体液と神経の循環を阻害する可能性。

3.茄子などナス科の植物の成分が、消化吸収の代謝システムに悪い影響を及ぼす可能性。

 

薬膳食材としては血の循環や消化をうながす茄子の働き

 

しかしエドガー・ケイシー食事療法とは逆に、薬膳の世界で茄子は、薬膳食材のひとつとして血(けつ・いわゆる血液のこと)や消化を促す薬理作用を期待して使われ、薬膳素材辞典では「止血類」に分類されています。

 

具体的な作用としては、茄子は血脈(けつみゃく・いわゆる血管のこと)が熱くなって破けて出血しないように予防します。

 

そして、茄子は血脈が熱くドロドロな状態を冷まして血行を促す働きがあります。

 

赤血球(イメージ)

 

そのほかにも、茄子には消化を助けたり、浮腫みを除く解毒の働きを活かして薬膳に使われています。

 

こうした薬膳食材についての解釈は、3,000年とも4,000年ともいわれる中国古代哲学や中国伝統医学(中医学)の長い歴史を通じて、徐々に確立してきた考え方です。

 

ですから、基本的にここで言われている働きを持つことは経験則に照らして理に適っているということができるでしょう。

 

ただし注意しなくてはならない点は、中医学においては茄子を始め、どんな食材でも薬草でも、それを食べたり服用したりする人の体質や体調に合わなければ使いません

 

薬膳素材辞典にも、茄子は身体を冷やすので冷え性の体質の人には不向きであることが明記されています。

 

茄子は血脈が生活習慣病など何らかの病気で血液ドロドロの熱い状態を冷やしてサラサラにするために使われる薬膳素材です。

 

だから、血脈が冷えて流れが悪い冷え性の人が茄子を食べると、かえって血行不良をさらに悪化させる可能性まであることを示しているのです。

 

ですから、エドガー・ケイシー食事療法で茄子やトマトのようなナス科植物を一切経つように勧められた患者さん達も、何らかの原因でナス科に含まれる植物化学成分を肝臓で解毒できない体質なのかもしれません。

 

そのため、エドガー・ケイシー療法の4ポイントで分析したように、茄子などナス科の植物に含まれる成分によって体液や神経の循環、そして消化吸収システムの機能がうまくいかなくなる人が一定数いることが考えられます。

 

メディカルハーブや現代栄養学にみる茄子の薬理作用と注意点

 

では次にエドガー・ケイシー食事療法では疥癬などの場合に、茄子などナス科の植物全般を禁じているその理由を、メディカルハーブや現代栄養学の科学的な視点から紐解いてみましょう。

 

エドガー・ケイシーのいうナス科の植物として広くとらえた場合、ナス科には植物化学成分またはフィトケミカルともいわれる成分のうち、アルカロイドが含まれているものが多いのです。

 

茄子やナス科に含まれるアルカロイドは窒素(N)を含む有機化合物で、苦みがあり、中枢神経(脳と脊髄)にダイレクトに作用します。

 

アルカロイドにはさまざまな種類があり、自律神経を含む中枢神経に直接働きかけることで、すぐに興奮させたり鎮静させたりする強い生理活性作用を示すものが多いのです。

 

窒素は体にとっては毒ですが、適量を少しであればその生理作用を薬としても使っていることになり、解毒の際には肝臓に一定の負担をかけます。

 

ナス科ではありませんが、コーヒーに含まれているカフェインも実はアルカロイドの一種です。

 

コーヒー豆

 

眠い時にコーヒーを飲むと直接脳を興奮させるので、速攻、頭がしゃきっとして目が冴えますよね。

 

ところで、エドガー・ケイシーのいうナス科の植物には茄子のほか、トマト、ピーマン、パプリカ、じゃがいも、唐辛子など、わたくしたちの身近な食材が含まれています。

 

薬膳の食材としても生薬としても有名な「枸杞の実」も、実はナス科です。

 

一般食品ですから、通常の量を食べている限りナスやトマトから致死量になるほどのアルカロイドを摂ることはまずありえません。

 

もちろん、アルカロイド以外にも、抗酸化力のあるβ-カロテンのようなフィトケミカル、三大栄養素、ビタミン、ミネラル、食物繊維を含んでいますから、活性酸素を取り除いて細胞がさびるのを防いだり、老廃物を体の外に出す働きも助けるなど、いろいろな働きをしてくれます。

 

ナス科植物

 

エドガー・ケイシー療法の食事療法は、疥癬のような難病の患者さま一人ひとりに対して、啓示を受けてリーディングを行った処方です。

 

ですから、病気を発症している時点でナス科の植物が体に合わないと見立てられた人には、それらを断ってその他のひまし油療法なども指示通りに併せて使うエドガー・ケイシー療法がぴったりだったのでしょう。

 

そして今、原因不明の病気を発症していない人でも中医学でいう未病のような状態の場合は、病気予防にエドガー・ケイシー食事療法が合う場合もあるかもしれません。

 

それと同時に、ナスやトマトやピーマンなどのナス科の植物を食べても生命活動に何の影響もない人たちがほとんどなのも事実です。

 

とにかく今回は、エドガー・ケイシー食事療法が茄子やナス科植物すべてに対する警鐘を鳴らしていることを知り、薬膳フードセラピーに関わる仕事をしている者としてとても興味深かったです。

 

そして茄子を避ける理由を、中医薬膳学・メディカルハーブ・現代栄養学など、さまざまな角度からその理由を紐解くことで、植物のチカラを借りながら健やかな薬膳ライフを続けるのに貴重な情報を得ることができました。

 

「ナス科の植物。茄子を本当に食べてはいけないの?」薬膳ライフコーチがエドガー・ケイシー の食事療法を紐解いてみた。 まとめ

 

エドガー・ケイシー療法のなかで茄子をはじめナス科の植物の摂取を断って難病が治った人たちの話を、白鳥哲監督の『リーディング』映画作品で知り、茄子が薬膳食材であることから、その理由を中医薬膳学やメディカルハーブの視点で紐解きました。

 

エドガー・ケイシー食事療法にもとづいた「ナス科の植物。茄子は本当に食べてはいけないのか?」という問いに対しては、茄子やナス科の植物が何らかの理由で体に合わなくて病気を発症している人(または病気を発症しそうな未病の人)にとっては、「YES」ということになります。

 

一方、茄子などナス科の植物を食べても病気やアレルギー症状などが出ない人に関しては、茄子に含まれているアルカロイドなど毒性のある植物化学成分を解毒する働きを十分に備えているのかもしれません。

 

ですから、エドガー・ケイシー食事療法にあまりにも傾倒しすぎて、茄子、トマト、ピーマン、パプリカ、じゃがいも、唐辛子など、ナス科の植物を一切食べるのを直ちにやめるほど、神経質になる必要はないように感じます。

 

でも、エドガー・ケイシーのような心霊療法で有名な近代の先人の声を聴き、自分自身の心と体と魂の声も聴いて、内側から何かしっくり響くものがあれば、人は一人ひとり違うのでそれに従って食生活を変えていくこともありなのかなと思います。

 

今回のエドガー・ケイシー食事療法の茄子など、ナス科植物についての見解を、薬膳やメディカルハーブで紐解きながら比較して、現状どう対応したらよいかを一緒に考えるお話しは如何だったでしょうか。

 

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参考文献

『ナチュラル薬膳生活入門編』
【前期】コーディネーター養成コース 公式テキスト

『ナチュラル薬膳生活応用編』 
【後期】アドバイザー養成コース 公式テキスト

   

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須崎桂子

代表ナチュラル薬膳生活カレッジ柏本校サロン ナチュラル薬膳生活文化普及協会
千葉県柏市で「薬膳ライフ」の先生&案内人を育成する本格的な薬膳教室を主宰しています。中国の薬膳を日本の家庭生活に取り入れやすい「ナチュラル薬膳生活」というライフスタイルの一環として家庭や社会に健康と幸せを届ける人材を育て続けています。 薬膳ライフコーチ・ナチュラル薬膳生活クリエイター