こんにちは。

ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

陳皮 オトナ女子の香港研修ツアー薬膳素材ショッピングリスト

 

毎秋恒例の香港ツアー!カウントダウンに入りましたので、薬膳素材えらびの話題をシリーズでお届けしています。♪

 

今日は陳皮(ちんぴ)をご紹介します。詳しくは『ナチュラル薬膳生活入門編』の薬膳素材の分類・理気類・164ページもご参照を。

 

♣左側がけいてぃー先生の手作り陳皮、右側の黒っぽいのが中薬の陳皮。

 

香港で買えるこんな「ちょっと珍しい薬膳素材」をわたくしがどんなふうに家庭薬膳に使っているのか、出発までにご紹介しています。

 

一緒に香港に行くオトナ女子の皆さんが、「どの薬膳素材を買おうか、買ったらどう家庭薬膳に使おうか」、滞在中に買いそびれないように、そして、買ったモノを帰国後に無駄にせず、ぱっとお料理できるようにするためです。

 

陳皮はおうちでも作れる、でも本場の陳皮はスゴイ!

 

陳皮は温州みかんの皮を干した薬膳素材なので、みかんを食べた後の果皮を捨てずに日干しすればおうちでカンタンに作れます。

 

♣水で戻した手作り陳皮を刻んで「気を巡らす薬膳」の下ごしらえをしているところです。

 

陳皮には、かんきつ系の良い香りで、体内の気(生体エネルギー)の巡りをアップしたり、カラダにたまった水毒を乾かしたりする働きがあります。

 

柑橘類の果皮には細胞膜の透過性を調節するビタミンP様作用もあるから、毛細血管の血脈を守るのにも役立ちます。

 

ですから、冬の間に無農薬や減農薬の上質なみかんを食べたら捨てずに干して、カラッカラになったら冷蔵庫に保存して家庭薬膳に使うといいですよ。

 

でも、せっかく香港ツアーに参加したら、珍しい中薬の陳皮も買って帰るといいかもしれません。

 

サロン教室でもよく生徒さんにお見せするのですが、本場の陳皮は最初にご覧頂いたとおり真っ黒なのです!

  

古ければ古いほど良品とされ、お値段もグレードアップします。実は陳皮の「陳」は良い意味で古い「ビンテージもの」を意味しています。

 

中薬の薬局で瓶に並んでいるのを指さして、あれ「チョーダイ」と言えば、量り売りしてもらえます。

 

見た目はスゴイけれど、素晴らしい芳香が立ち上る本場の中薬の陳皮。

 

浮腫みケアやココロを癒すお茶、ご飯、おかず、スイーツなどのカタチで薬膳を作るときに、幅広く利用できます。

 

♣黒いけれど本格的な陳皮入りの薬膳茶を作っているところです。

 

 芳香成分の薬効を活かす薬膳作りでは、有効成分が飛んでなくならないように、短時間にさっと加熱して供するように以前はお伝えしていました。

 

ですから、陳皮は芳香が飛ばないように薬膳フードセラピーの仕上げに加えることが多かったのですが、以前習った薬膳の先生とは違う中医師の中国人の先生から、陳皮を長時間煮込んでもいいと教わりました。

 

そのため、お料理や薬膳の目的によって、仕上げに使ったり、煮込んだり、臨機応変に陳皮を加えるタイミングを変えて使用しています。

 

♣南瓜に本場の陳皮を加えてエネルギーを全身に巡らす薬膳づくり。

 

一生楽しみたい!家庭薬膳フードセラピー

 

わたくしは「けいてぃーおばあちゃん」になっても、キッチンにしっかり立ってお料理を作れる限り、薬膳ライフコーチとして人生を健やかに200%味わい尽くしたいと思っています^^

 

ですからヘルシーな薬膳ライフが自ずと介護期間ゼロ=健康寿命100%につながるように、イノチが消える間際まで薬膳フードセラピーの社会普及をライフワークにコツコツ続けています。

 

わたくしと同じようにキレイで健康で人生を200%味わいたいオトナ女子ジェネレーションや、予備軍の次世代に「ナチュラル薬膳生活(薬膳ライフ)」イコール「けいてぃーおばあちゃんの知恵」が脈々と伝わっていったら幸いです。

 

薬膳ご飯の調理レッスン
♣刻んだ手作り陳皮の炊き立てご飯の仕上げに和えているところ。ナチュラル薬膳生活専門家養成コースの生徒さん達と。

薬膳を深めて家庭や仕事で活かしたい方に、中医学理論で組み立てる本格的な薬膳実践コースを開講しています。

【基礎】薬膳実践コースへ入学をご検討の方に、薬膳体験パーソナルレッスンを実施しています。

薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーが、心・体・魂が整う薬膳生活メルマガをお届けしています。

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。