こんにちは。
ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪
これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。
『ナチュラル薬膳生活応用編』の出版もいよいよ「7月7日(日)にやるよやるよ!」と宣言した出版記念パーティーの1か月前となりカウントダウンが始まりました。
昨日は午前中にちょっとパワーヨガに行って戻ったら、段ボールに入って再び第3校が到着。
ぐずぐずしていたので第3校ゲラを抱えながら出版記念パーティーの告知文も書く羽目になり、今日は一日タイムマネジメントの大切さを痛感しているところです。
今回の出版記念パーティーの会場を交通があまり便利でないけれど、本物のフランス料理を出してくれる守谷の「コワンドゥ・フルノーさん」に決めました。

そこで、中国発祥の中医学に基づいた薬膳フードセラピーのテキストを出版するのに、なぜフランス料理のレストランでお祝いパーティーをしたいのか、現在進行中の出版奮闘記に関連してお伝えしていきたいと思います。
それにしても、パーティーにお越しになるお客様には守谷駅から遠いコワンドゥ・フルノーさんへの交通手段もお知らせしなくてはと考えていたのに、初めて独学で作ってみたリザーブストック(リザスト)のお申込みフォームにそれを記載するのを失念。
翌朝になってから交通についてのご案内を翌朝更新。オーナーシェフの名越さんのことや、お料理のご紹介なども、もっと充実させて掲載しました。
お申込みフォーム自体をこんなに渾身で書いたのは、初めてかもしれません。様々なご事情でお越しになれない方も、よかったらけいてぃーさんの渾身フォームを覗いてみてね。
【7/7応用編出版記念パーティー】お申込みはこちら♪
昨日は出版記念と開校11周年記念に「薬膳エンタメライブ」で楽しいセミナーパーティー」にするぞとブログで宣言しましたが、リザストのご案内に書いた通りお約束は守ります。
薬膳エンタメライブの詳細は、リザーブストック(リザスト)のお申込みフォームからどうぞ。
お申込みフォームのURLをお知らせしたらすぐに、お申込みが始まりました。感謝です。
皆さんのご参加をお待ちしています!
個性的な仕事で輝くコワンドゥ・フルノーさんを尊敬、人々のご縁も結びたいから
最初にご紹介したのは、コワンドゥ・フルノーのオーナーシェフの名越さんとのツーショット。
懐かしい2016年11月17日、たまたま旦那様が海外出張中、自分の誕生日だったボジョレーヌーボーのパーティーのときの楽しい思い出です♪
素晴らしいご縁を頂き、コワンドゥ・フルノーファンのお客様とも仲良くなりました。

実は今年3月に入っても入稿や初校ゲラ校正があまりにも煩雑で、なかなか出版記念パーティーをどうするか踏ん切りがつきませんでした。
優秀なライター佳代子さんに励まされてはいたのですが、7月7日の出版記念パーティーが実現に自信が持てるようになったのは3月末になってから。
柏駅に近いチェーン店の飲食店にするか、薬膳サロン教室でケータリングでやるか、でも交通が不便でも最高のおもてなし料理や場所をしつらえてくれるコワンドゥ・フルノーさんにお願いできるかお聞きするか・・・・
だから迷いに迷って、ようやく名越さんに連絡をとったのが3月末だったのです。
今度はお客様の交通手段をどうするかとか、着席形式にするかとか立食にするかとか、忙しい名越さんにぐちゃぐちゃ相談。お手数をおかけしました。

そしてやっと今年の夏の薬膳パーティーは、出版記念と開校記念(1か月早いですが)のお祝いを兼ねて名越さんのコワンドゥ・フルノーさんで貸し切りを決意しました!
やはり経営者として尊敬しているし、よい方々とのご縁も結んでくださる方のレストランだからです✨
本物のフランス料理を日本の人達に味わってもらいたいという強い思いをもっていらっしゃるので、特殊な薬膳の中華食材を使うようなお願いは今回していません。
そういうフランス料理人魂というか、筋の通ったポリシーを持っていらっしゃるところがまた憧れ。
でも、納豆とかごぼうとか大根とか安全な日本の食材はさりげにお料理に使う柔軟性もお持ちなのですよ。
ナチュラル薬膳生活クリエイターのけいてぃーさんや、ナチュラル薬膳生活アドバイザーで管理栄養士の飯塚あずささんは、名越さんのお料理の素材はそのままに豚肉とか、スーパーで見かける食材の薬膳的な働きについてちょこっとミニレクチャーでお話しする予定です。
そして店内は仕切りが多いので、座ってしまうと参加者が交流しにくいし、薬膳エンタメライブが見えない席が出てしまうので、立食スタイルでしつらえて頂くことにしました。。
全員参加型のイベント「あなたも薬膳アドバイザーごっこ」をやりたいから、なるべく皆さんには動き回って頂き、多くの方々と知己を結んで頂きたい!
そこで、楽しい中医薬膳学ワークショップをやろうと企画しています。

ところで、遠方なのでしょっちゅうではないのですが、コワンドゥ・フルノーさんに行くようになったのは、まだ薬膳教室を開業する前、外資系企業で営業サラリーマンをやっていたときでした。
名越さんが茨城県守谷市の駅から遠~い住宅地の一軒家を借りてフランス料理店を始めたのは、14年前。
そういえば先月末フェイスブックを覗いたら、開業当時に購入して大切に使ってきた高額な業務用冷蔵庫が壊れたと大変そうで、涙が出そうなお話しが載っていました。什器の入れ替えは物理的にも経済的にもしんどい。
けいてぃーさんもサロン教室のコールドテーブルがいつ壊れるかとひやひやです。。。
けいてぃーさんにはもう一人敬愛するフレンチビストロの経営者我孫子のビストロヴァンダンジュの健さんがいますが、こちらは今年17周年でした。昨年2018年の7月7日に薬膳教室の10周年記念では健さんのお店を使わせて頂いてとても盛り上がったのですよ。
けいてぃーさんはこのように会社勤めでなく、こうしたステキな個人で営むお店に憧れて、自分も11年前の2008年8月8日に薬膳教室を開業したのですが、それまで勝手に近隣でいいお仕事をなさっている自営業者の先輩達を尊敬し続けていました。
旦那さまとはふたりの食事の時間を最優先にするというお約束があるので、自分は飲食店を営みませんでした。
でも、安心な食材で人々をシアワセにするこうした個人経営者のレストランってすごいな、まず人様に喜んでもらうことを喜びとしているから、手間暇かかるお仕事を長く続けられるんだろうなあとずっと尊敬。
そして、自分も社会に役立つ仕事で独立経営者になる夢を見ていました。
日本全国いや世界中がそうなのでしょうが、個人でリスクをとって飲食ビジネスを持続させるって、ものすごい覚悟が必要。
だから、仕入れから経営ノウハウまで一貫して面倒見てくれるフランチャイズやチェーン店に看板を掛け変えてしまうお店が多いのでしょうね。
柏・我孫子・松戸・流山・野田・・・千葉県の柏近郊エリアでも、徒歩や電車や車で移動していると目に付くのは大手チェーンの飲食店の看板ばかり。
開業したらそれを持続するのが如何に大変なことか・・・実際に、自分も自営業を始めてみたら雇われていたときとは大違いで、大好きな仕事ですが経営状態は10年経った今も四苦八苦です。
どこの飲食店でもそうですが、オーナーシェフは経営者であり厨房に立って料理を作る人が多いので、お客さんとゆっくりお話しをする時間があまりありません。
それでも、ファンになってくれたお客さまとの交流を大切にしたいという想いは、びっくりするようなアイデアと工夫で実現されるのですよね。
2016年の名越さんのボジョレーパーティーもそうしたシェフのステキなエスプリの一つでした。
お食事の後でいつもシェフが厨房から出てきて、ひとことふたこと、言葉を交わすことはあっても、カウンター居酒屋やラーメン屋じゃないから、厨房で日本人のマダムとフランス語でしゃべりながらとても凝ったフランス料理を作っている名越シェフと、じっくりお話しする機会はそれまであまりありませんでした。
茨城の一軒家のフレンチで日本人がやっているのに、フランス語が聞こえてくるって面白い経験ですよ。
パーティーのときは、ひとしきりお料理が済んでから、厨房から出てきてフランスの本当のボジョレーの楽しみ方を教えてくれてすごく楽しかったことを今でもよく覚えています。
しかも、日本語だとなんか少し不思議な坂東アクセントがあるのに、よくわかんないフランス語になるとペラペラ。こういうギャップがまた一つのエンターテイメントだったように思います。
フランスでパティシエをなさっていたという日本人のマダムは、すごくおいしいヘルシーで本格的なパンを焼くので、販売のパンがあればいつも買って帰ります。
名越さんはコンフィチュール(手作りジャム)も売っているので、出版記念パーティーにお越しになってカウンターで見かけたら購入できるから名越さんに聞いてみて。
けいてぃーさんは名越さんのコンフィチュールのラインナップの中で一番好きなのは、真っ赤でポリフェノールの抗酸化力のありそうなグリオットチェリーです。
やはり語学は大切☆フランスのご経験を改めて伺いコワンドゥ・フルノーさんの味に納得
そこで来月名越さんのお店で出版記念パーティーを開かせて頂くのを機に、改めて、ご経歴とか以前伺ったことがあやふやになってしまったので、もういちどお聞きしてみることにしました。
茨城県の守谷市で駅からタクシーと遠いとはいえ、つくばエクスプレスの快速停車駅だし、北千住からなら快速で20分。
都心にわざわざ出なくても安全な農作物やフランス直輸入の食材を使って美味しいフランス料理を食べさせてくれるこんな素敵な料理店のことは、世の中に伝えなくちゃもったいない!
そこで今まで知らなかったご経歴も聞けたので、(ベルギーでも働いていたそうな!)、特にパーティーにお越しになる皆さんや、今回来られないけれど、いつかコワンドゥ・フルノーさんに行ってみたい皆さんのために、分かち合いますね。
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最初の修行時代、東京ではフランス帰りの当時日本のトップシェフと働いていたので、渡仏する際に本格的という考えはあまりなかったとのこと。
フランス料理人を仕事にするならばフランスに修行行くのは必須、当たり前という気持ちだったそうです。
フランスに行く前に一緒に働いてきたシェフたちの話しを聞き本を読んで、フランスの国柄をある程度は理解はしていました。
でも、百聞は一見にしかず。
自分の肌で、フランスの文化や空気。
フランス人の料理に対する考え方や感性、エスプリを感じたくて渡仏しました。
もちろん、知らない技術やワインの勉強も含めて。
一番知りたかったのは普段の彼らの食事だったのだそうです。
ある意味、それが本当の、本物のフランス料理なのでしょうから。
三年間で本当に多くの経験をさせて頂いたそうで、「 渡仏していなければ今の自分はいない」、とハッキリ言えとのこと。
そして、日本人がフランスで働くならフランス語に関して気になったことがあったとか。
それは、調理の現場で意思を疎通するための基本的な語学力。
帰国後に「フランスの三ッ星レストランで働いてきた」という経歴を謡っていても、フランス語が出来なかったから、実は裏方ばかりをやらされていた人を沢山見てきたそうです。
名越さんはフランス語で調理場を仕切っていたから、20人くらい料理人がいる三ツ星クラスのラムロワーズでは、ソース作りを担当するかたわら、副料理長並みの仕事を任されていました。
最後に教えてくださったのは、「 やはり語学は大切です。」ということ。
けいてぃーさんは、一番最後に語ってくれたことが刺さりましたね!
「語学」って目的じゃなく、自分が特定の国でプロとして何か事をなそうと思うなら、人々とつながって一緒に協力し合うために必要不可欠な社会的ツール。
けいてぃーさんも一度嫌になって捨てたはずの中国関係の仕事に、40歳代に入ってから再び薬膳というカタチで関わるようになって10年。
『ナチュラル薬膳生活入門編』と『ナチュラル薬膳生活応用編』を書くときのリサーチに、中国で買った中医薬膳学の文献を読む際、だいぶ錆ついたとはいうものの昔取った杵柄がおおいに役立ったことを思い出しました。
だから、名越さんのフランス料理にかける思いってハンパじゃないです。どうぞけいてぃーさんの出版記念ぱーてぃーでは、名越シェフの本物の味を十分に堪能してくださいね。
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コワンドゥ・フルノー名越和幸シェフのご経歴
★東京(約10年)
☆レストランひらまつ
☆レストラン ドゥ レトワール 副料理長
★フランス (フランスとベルギーで合計約3年)
☆ブナトン 一ッ星 副料理長
☆ラムロワーズ 三ッ星 ソース担当シェフ
☆ラーンズブルグ 三ッ星 デザート部門シェフ
☆ビストロケ 一ッ星 副料理長
★ベルギー
☆ブルノー 三ッ星 魚部門シェフ
では、まだ第三校ゲラの赤字ペン入れをしながらこのブログを書いている状態なので、引き続き、「けいてぃーさんの『応用編』出版奮闘記♪」シリーズをどうぞお楽しみに♪
須崎桂子
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