薬膳ライフコーチけいてぃーは生活にハーブをどう活かしているの?
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薬膳ライフコーチけいてぃーのハーブ薬膳の実践って?
薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

「ハーブを実際にけいてぃーが使って、どんなフードセラピーをしているの?」というご質問を頂きました。
それから、「ハーブを飲んだり食べたりすることで、自分や周りの人たちのココロやカラダの問題を改善したオハナシも聞きたいな」っていうリクエストもありました。
それって、ナチュラル薬膳生活の日々の営みの中でごく自然にやっていることですし、毎月開いている薬膳生活レッスンでもご紹介していますので、どうぞご参考にしてくださいね(#^.^#)
当校が社会普及しているのは「ナチュラル薬膳生活」なので、ご質問の内容はけいてぃーが毎日の生活で行っていることです。
薬膳フードセラピーやメディカルハーブを取り入れて、普段から無理なく自然にキレイに健康になる暮らし方を生徒さん達にお伝えしていますから。
ハーブを薬膳フードセラピーに活用
薬膳フードセラピーは、三因制宜といって、人・時・風土の状況変化にあわせてこまめに調整していくものです。
ナチュラル薬膳生活では、中医学的なこのポリシーを実践するのに、薬膳素材だけでなく、メディカルハー ブも使います。
例えばパソコンに向かっていたときに頂いた、このご質問メールを拝見しながらちょうど飲んでいたハーブティーは、こんな処方(ブレンド・配合)です。
♣ある日のけいてぃーのハーバルブレンドです♪
分量(1日分・約3回に分けて服用)
・レッドクローバー 小匙2
・ハイビスカス 小匙1
・ホーソンリーフ 小匙1
・ローズヒップ 小匙1
・ネトル 小匙1/4
(手前から添付画像の順番)
+熱湯600ml
ハーブティーを飲むのは嗜好品としてだけでなく、「自分自身」の「今」、「この時」の「体調」や「体質」に合わせて不調を予め予防したり治療するのが目的です。
中医薬膳学に基づいた流れでいうと以下のような感じになります。
★けいてぃー(人)は、更年期世代
↓
ホットフラッシュや心悸の予防
↓
レッドクローバー(女性ホルモン様作用)
ホーソンリーフ(心臓の働きを調整)
★けいてぃー(人)は、パソコン作業が多い
↓
眼精疲労の予防・治療
↓
ハイビスカス
(目の毛細血管を守る植物色素成分)
ローズヒップ
(傷めてしまった細胞の修復)
★寒い春先(時・季節)
↓
風寒のカゼ(感染症)の予防
↓
ローズヒップ(ビタミンCの補給)
★花粉が飛散する春先(時・季節)
↓
免疫系への刺激
↓
ネトル*
(ヒスタミンで花粉症を緩和)
*ご注意:けいてぃー(人)の体質にネトルはあまり合っていないので、大量に摂ると蕁麻疹が出るから少量で様子見。
ネトルにはヒスタミンが入っているのでたくさん飲むと、お顔が痒くなって湿疹が出てしまうのです。だから、けいてぃーにとっては、薬と毒は紙一重のコワいメディカルハーブのひとつです(◎_◎;)
しかし、家族はなんともないので、毎日小匙1ずつ服用して花粉症の軽減に役立てています。ネトルのおかげで、花粉症の薬を飲まなくても春先を快適に過ごせるようになりましたから!
こんな風にメディカルハーブによっては、自分の体質に合わないこともありますから、服用してみて不快な症状が現れたら使用を中止したほうがいいです。
薬膳素材もハーバルレメディーのように活用
ナチュラル薬膳生活の実践は、ライフスタイル医学に基づくものです。
けいてぃーのハーブ薬膳のもうひとつの例として挙げたのは、昨晩のお夕食の薬膳フードセラピー。
春先のカラダをケアする季節薬膳に植物系の薬膳素材「菜の花」を使いました。
菜の花は、薬膳素材兼メディカルハーブのようなものですから、「薬草」のひとつと捉えてもよいでしょう。
♣春先の季節薬膳に菜の花とほたるいかのおかか和え♪
「菜の花とほたるいかのおかか和え」
分量(4人分):
3cmに切って湯がいた菜の花 100g
◎茹でたほたるいか 100g
◎日本酒 大匙1
△かつおけずり節 3g
△薄口醤油 小匙1
作り方:
◎を鍋に 入れて温め、菜の花と△を加えてざっと混ぜ、火を止めて器に盛る。
菜の花の苦味で、冬の間に身体に溜まった老廃物を解毒しておいて、春先に起こりやすいアレルギーを予防。
芽吹きの春に身体が消耗しやすいミネラル補給に、ほたるいかと組み合わせて和食の薬膳フード
セラピーに仕上げました。
けいてぃーはこうした日々の暮らしで、更年期症状や花粉症によるカタル症状を軽減して、キレイと健康を守っています。
ありのままのナチュラル薬膳生活を皆さまに知って頂き、未来のキレイと健康に役立てて頂けたらウレシイです。
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中医師から中医学・薬膳学を習得。心の状態で体調を崩したことから、健康の維持・増進、病気の予防・治療には食事だけでなく、運動やリラグゼーションも必要なのに気づく。そこで抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学も掛け合わせて、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂が喜ぶ薬膳フードセラピーの暮らし方を、人生に前向きな大人女性たちに配信し続けている。