こんにちは。

ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

薬膳だけでキレイと健康は守れないから

ナチュラル薬膳生活応用編』の執筆が佳境に入っています。

実は、『応用編』の本文自体は既にプリントテキストが出来ているのですが、何度も再構成し直したので、5年前に出版した『ナチュラル薬膳生活入門編』との言葉遣いや表現などの整合性を全部見直し中なのです。

でも今日はナントカカントカ、『入門編』と同じ巻頭カラーページ部分のドラフトを完成しました!

その中には生徒さん達からよく聞かれる6つのご質問を取り上げて、楽しくお答えしている部分があります。

例えば、「薬膳(食事)」だけではキレイと健康を守れないから・・・「運動」も、「休養」も大切というオハナシ。

つまり「食事・運動・休養の健康の三本柱」で成り立つのがライフスタイル医学の考え方・・・、というワケでナチュラル薬膳生活が、運動と休養部分にとり入れている「気功体操」のお話しをけいてぃーの描いたイラストと一緒に盛り込みました。

タイトルは、「ナチュラル薬膳生活でなぜ気功体操するの?」

イラストは、フォトショップエレメンツでお絵かきに初チャレンジ。

我流なので線画まっすぐ引けない(^^;

本当は漢の時代の馬王堆漢墓から出てきた気功の前進「導引図」に出てくるユーモラスな運動中の中国の先人の絵図を拝借したかったのですが、現代人に分かりやすいようにけいてぃーのイメージで模写&アレンジしました。

なんだかけいてぃーに似てる!?

ナチュラル薬膳生活でなぜ気功体操もするの?

ナチュラル薬膳生活カレッジ柏本校サロンでは、オーナー講師自身が修行している気功体操や太極拳なども、生徒さん達にご紹介することがあります。

薬膳フードセラピーと中国の伝統的な気功体操や太極拳の関係が見えないと、お料理を教えている薬膳教室で、なぜ、気功体操などもするのか不思議に感じるかもしれません。

薬膳フードセラピーと気功体操のカンケイ

その理由は、薬膳も気功体操や太極拳も中国古代哲学の流れを汲む中医学の理論に根差した健康法だからです。

ですから、人が大自然と調和して健康を維持・増進するにあたっては、刻々と変わりゆく「心身」や「季節」や「環境」の状態に合わせて、何をどう食べるか、どう身体を動かすか、どう心を整えるか、どう呼吸をするかといった養生法が、同じ先人の知恵をベースにしています。

そして、現代医学でもいわれていることですが、キレイと健康を守るには、「食事」に注意するだけでなく、適度な「運動」と「休養」も大切な要素だからです。

ナチュラル薬膳生活では、この「運動」と「休養」の部分に、古代中国で導引といわれていた気功(入門編の薬膳の歴史「3.鉄器時代」参照)や、中国武術の太極拳を取り入れ、「心身の陰陽バランス」を整えるのに役立てています。

具体的には、自分で身体を動かしながら経絡(気の通り道)や呼吸を整えるセルフメディケーションで、自律神経の平衡状態を保とうとします。

気功でなく「気功体操」と薬膳のマリアージュ

なお、ナチュラル薬膳生活では、気功を運動による健康法の「気功体操」で行います。

なぜなら、気功や太極拳には様々な流派がありますし、特に気功は単純に身体を動かすだけでなく、「気」(生体エネルギー)の流れや「心」に作用する養生法なので、注意しないと精神状態に負の側面が出ることがあるからです。

他人の病気を治療する気功の専門家もいるようなのですが、素人が安易に真似すると、自分の気を消耗するばかりでなく、外から自分の身体に邪気が入る危険もあるので、ナチュラル薬膳生活ではそのような気功は行いません。

・・・こんな感じで、会員の皆さんと気功体操と並行して経絡学説も深めていきたいなあと思っています。ライフワークとして薬膳と気功体操のマリアージュ♡

♣毎秋恒例の香港薬膳研修ツアーで地元のお父さんと交流のハプニング^^

 

『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳の歴史 鉄器時代
東周・春秋戦国・秦時代 紀元前770年頃~206年

薬膳を深めて家庭や仕事で活かしたい方に、中医学理論で組み立てる本格的な薬膳実践コースを開講しています。

【基礎】薬膳実践コースへ入学をご検討の方に、薬膳体験パーソナルレッスンを実施しています。

薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーが、心・体・魂が整う薬膳生活メルマガをお届けしています。

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。