こんにちは。

ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

習った薬膳素材の代わりになる食材はあるの?

薬膳お役立ち情報Q&A(^^)/

体験レッスンで初めて薬膳を学んだ、にゃんころころころさまからレッスン中に、「貴重なご質問&コメント」を頂きました^^

習った薬膳素材がどこで買えるのかを知るのもいいけれど、思い立って薬膳フードセラピーしようと思ったときに、保存の利く乾物や、冷蔵庫の中のものでさっと作りたいですよね。

確かに・・・家庭薬膳に興味をお持ちの皆さんも知りたいご質問と思いましたので・・・

けいてぃー

からの分かち合い♡ 

にゃんころころさま、感謝です!

にゃんころころさまの声

♣薬膳素材の代わりになるフツーの食材も知りたい♡
今日は1日ありがとうございました。
家に無い物(薬膳素材)の代用品についても教えて頂けて興味深かったです。

(ナチュラル薬膳生活体験レッスン にゃんころころさまの声)

 最近は日本のスーパーマーケットの中華食材コーナーでも、ちょっと珍しい薬膳素材が買えるようになりました。

例えば、こちらの薬膳素材の銀耳(ぎんじ)もそう。

日本では白きくらげといいます。でもこれは「くらげ」ではなくて「きのこ」。

♣戻した銀耳(ぎんじ)=白木耳(しろきくらげ)

保水力抜群なので、秋から冬の乾燥期に傷めやすい呼吸器やお肌をぷるぷるに潤すために使います。

 そして、柏サロン教室近隣ならKEIHOKUさんなどでも買えますよと付け加えました。

でも、にゃんころころさまから、「家にある食材だったら何か銀耳の代わりになるものってあるの?」とご質問が。

ふむ。とけいてぃーは考えました。

そういえば、粘膜をお食事でやさしくいたわるなら、きのこの「多糖類」すなわち加熱して出てくるあの「とろみ」を活かすのも手ですね。

 ですので、ポンと頭に浮かんだ「榎茸(えのきだけ)」をご紹介。

すると、にゃんころころさまに満面の笑みが浮かびました。

「あ~!榎茸でもいいんですね。」

そうかあ。こんな風に「かわりに使える薬膳素材をご紹介しても、こんなに喜んでくださるんだなあ」と改めて感じた次第です。

ちょうどけいてぃーが冬カゼをひいたときに、えのき茸のとろみを活用して、呼吸器の失調をケアする「とろ~り卵とえのき茸の薬膳粥」を作りました。

スグに作れるカンタン美味しい家庭薬膳なので分かち合い。よろしければどうぞご活用ください。

とろ~り卵とえのき茸の薬膳粥のレシピ

♣冬カゼの予防・ケアの薬膳「とろ~り卵とえのき茸の薬膳粥」

材料(2人分):
A:  下ごしらえ済みの白米 1/2合
   チキンスープ 250ml
   水 500ml

   小口切りのえのき茸 100g
   溶き卵 1個分
   切り三つ葉 適宜

作り方:
1.Aを厚手鍋か土鍋に入れ強火で煮立て、沸騰したら弱火で30分炊く。
2.強火にして沸騰してきたら高いところから溶き卵を回し入れて加熱する。
3.器に盛り切り三つ葉をあしらって供する。

【補足ポイント】

1.けいてぃーは醤(ひしお)を添えたので塩味をつけかなったから、お好みで梅干しなどと一緒に召し上がってください。

2.溶き卵を加えた直後にすぐ混ぜるとお粥がにごって美味しくなくなるので、固まってきてからさっと混ぜて火を止めましょう。

3.えのき茸を戻した白木耳に代えて作ると、気管支の粘膜を保護する働きや、間接的にお肌を保湿する働きが高まります。

ナチュラル薬膳生活体験レッスン

ナチュラル薬膳生活カレッジでは、季節薬膳やその応用の仕方をテーマに、そもそも薬膳が何か1日で分かるやさしいレッスンをいつでも行っています。

スケジュールをご覧になって、まずはどうぞ気軽に参加してみてくださいね♪

そして、けいてぃーのレッスンがお気に召したら、どんな薬膳レッスンがあるの?なぜメディカルハーブも教えているの?トカ、いろいろ聞いて頂けたらとてもウレシイです。

♣保湿効果抜群の白きくらげの活用法も伝授^^

皆さまとサロン教室でお会いするのを楽しみにお待ち致しております♪

 

『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳素材の分類 
 化痰類 榎茸 p. 155 参照

薬膳を深めて家庭や仕事で活かしたい方に、中医学理論で組み立てる本格的な薬膳実践コースを開講しています。

【基礎】薬膳実践コースへ入学をご検討の方に、薬膳体験パーソナルレッスンを実施しています。

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。