こんにちは。

ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

キレイに健やかになる暮らし方~バックナンバー

「こどもにも、家庭薬膳、ほたるいか」・・・一句読んでみました♪季語は「ほたるいか」♡春です。

もう初夏の気分ではありますが、2017年に創設した「ナチュラル薬膳生活マガジン」アーカイブに、ほたるいかを話題にした4月のバックナンバーを収載しました。

育ちざかりの小さなお客さまたちに召しあがって頂いた、こども薬膳のお話しです。

*春のこども薬膳ランチ会

未来の「ナチュラル薬膳生活マガジン」読者さんのヘルシーライフに、「ナチュラル薬膳生活マガジン」バックナンバーが役立つ日が来ることを願っています。

ご興味がございましたら、どうぞお楽しみください。

 育ちざかりのカラダも、オトナのカラダも「春は滋養」

健やかな成長を促すこども薬膳と、春の季節薬膳フードセラピーには、「カラダを滋養する♪」という共通の目的があります。 

薬膳の源流となっている中国伝統医学では、春になると自然界の動植物と同じように、人間のカラダも冬の寒さから解放されて、伸び伸びと成長するように活性化するといわれています。

 春はこどももオトナも年齢に関係なく、みんながカラダ中の養分をうんと使って、ぐーんと伸びるのです。

*芽吹きの春の菜の花もおいしい薬膳素材♪

 すると、血(けつ)などもカラダを潤している養分の一部なのですが、春になると使い過ぎてカラダの潤いが不足しやすいといわれています。 

例えば、春になると血を消耗しやすい方は、春になるといつも貧血がひどくなる・・・と感じているかもしれません。

 ですから、春のカラダは、血(けつ)や体液を満たす「いか」のような薬膳素材でこしらえたお料理をとても喜びます。

 例えば、先日は「一物全体」で、ビタミン・ミネラルを含んでいる内臓まで全部食べられる旬の「ほたるいか」でカンタンな白和えを作り春の季節薬膳会として、こどもさん達も一緒の会食で供しました。

*養血のほたるいかで春の季節薬膳♪

 みんなであっという間にぺろりと平らげた美味しい薬膳の一品、みなさんにもご紹介させて頂きますね。

 こどももオトナも、ほたるいかに含まれる造血に役立つ鉄、銅、ビタミンB12や、粘膜を潤すビタミンAなどを丸ごと頂けるメリットも享受しましょう。

 春の季節薬膳・貧血予防の薬膳としてもおススメ^^ 

*ほたるいかの白和え

では、カラダを滋養で満たす薬膳で、キレイに磨きをかけて、この春もどうぞ健やかにお過ごしください。  

20170501追記

この記事を書いている現在は、既にゴールデンウイークに突入。スーパーの青果売り場には、早くも西瓜が登場し始めています。ほたるいかの旬もそろそろ終わりですね。

でもまだ、お魚売り場でほたるいかを見かけますし、冷凍ものが手に入ることもあります。

ご紹介した薬膳レシピのように白和えで頂くほか、バジルソースで和えてジェノベーゼ風パスタなど、温かい一品で供してもおいしく頂けます。


『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳素材の分類 各論
補血類 いか p.125 参照

薬膳を深めて家庭や仕事で活かしたい方に、中医学理論で組み立てる本格的な薬膳実践コースを開講しています。

【基礎】薬膳実践コースへ入学をご検討の方に、薬膳体験パーソナルレッスンを実施しています。

薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーが、心・体・魂が整う薬膳生活メルマガをお届けしています。

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。