こんにちは。

ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

フツーの家庭料理が「薬膳」に変わる!?けいてぃーの魔法

ビールやワインを傾けながら花火を眺めつつ、夏のカラダをいたわるフルーツ薬膳ディナーを楽しみました。

なぜなら、ディナーのメインに家族から受けた強いリクエストが、「パイナップルピザ」!?

「オールスパイスの夏ピクルス(右下)」

パイナップルは嫌いだって言っていたのに、夏だから食べたいのかな???

熱毒を取り除きつつ瀉下(しゃげ)、すなわちお通じを緩くするパイナップルを、ピザにねえ・・・。

そこで、ピザ生地にはジェノベーゼソースを塗って鶏ささみと焼いてみたら、実はナカナカいけました^^

「パイナップルチキンピザ ジェノベーゼ仕立て」

夏バテ予防に「デトックス&エネルギー補給」のフルーツ薬膳といった仕上がり。

翌朝のお通じはモチロン快腸^^

パイナップルをまるまる1個ゲットしたので、残りはパイナップル&ミートボールのお舟にしました。

「パイナップルミートボールのお舟」

ああ!暗くなってから、白熱灯の下ってキレイにお料理写真が撮れません。

まあイイワケはさておき、本題は、箸休めに供した夏のピクルスなんです。

何でこのピクルス美味しいの?それはね・・・

ピザもさておき、ゲストさんが目を丸くして「美味しい!」と感動なさったのがなんとピクルス。

ピクルスはもともと好きなんだけど、何か違う。

何が違うんだろう・・・と箸休めどころか、お箸が止まらない(笑)。

「オールスパイスの夏ピクルス」

れこそが、フツーの家庭料理が「薬膳」に変わる!?けいてぃーの魔法のレシピ☆

『ナチュラル薬膳生活 入門編』には、薬膳素材として収載していないのですが、感動の決め手は恐らく・・・オールスパイス」の風味。

レシピ写真のなかに粒こしょうみたいに、鎮座ましましている黒いモノ。

これは、ホールタイプのオールスパイスです。

オイゲノール、シネオール、フェランドレン、チモール、メチルオイゲノール、カリオフィレンなど、さまざまな芳香成分の精油を含んでいます。

こうした精油たちの香りがフクザツに絡み合ったスパイスをほどよく頂くと、副交感神経が優位になるので、リラックス効果が得られます。

すると一方、消化器系統の働きは活発になりますから、食欲増進につながるというワケです。

暑さで食欲が減退しがちな夏にはウレシイ働きですよね。

・・・だからお箸が止まらない。

しかも、消化を助ける大根や胡瓜やトマトなどのピクルスですから、手作りピザと一緒に頂けば食後に胸やけしないのもイイですね。 

熱を冷ます オールスパイスの夏ピクルス

湿気の多い梅雨時や暑い夏、カラダを緩やかに冷まして爽やかに過ごすための薬膳^^

温性のにんにくやオールスパイスを入れて、冷やす働きの強い野菜たちの働きをちょっと和らげているのがポイント。

抗菌作用を持つビネガーやハーブを使っているので、食中毒の予防にも応用が利きます。

根菜、瓜類、トマトは熱性のお詰まりを取り除くので、夏場のスッキリお通じにもよいでしょう。

冷え症さんはお通じが緩くなりすぎるので、食べ過ぎに注意してお楽しみください♪

 

『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳素材の分類 活血化瘀類 
酢 代謝を高める働きなど p.167 参照

薬膳を深めて家庭や仕事で活かしたい方に、中医学理論で組み立てる本格的な薬膳実践コースを開講しています。

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。