こんにちは。
ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪
これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。
フツーの家庭料理が「薬膳」に変わる!?けいてぃーの魔法
「良薬口に苦し」と言いますが・・・、お食事で苦味をマズイと思いながらカラダにイイからとムリに食するのは苦痛(>_<)
でも、味の性質にはそれぞれ長所もあるから、今「苦味」を必要とする人は、食べておいしく感じたりする場合があります。
こんな風に個人差があることを知っているからから、自分の味に対するを生徒さまに押しつけたりしないように、普段から気をつけています。
例えば、苦味には熱を冷まして解毒する作用があるから、カラダが熱くって腸管に老廃物が溜まっていたら・・・
苦味野菜の薬膳素材の代表選手、苦瓜のお料理をおいしいって食べるかもしれません。
自分は冷え症体質なので、身体を冷やす苦瓜はふだんあまり食しませんし、食べたくないです。
でも、蒸し暑い季節になるとむしょうに食べたくなるから不思議。
薬膳フードセラピーは中医学に基づいているから、これって自然なコトなんです。
苦味を増す旨味の魔法で
でも、ただでさえ薬膳は苦くてマズイお料理と思われがちなので、苦瓜をそのままのお味で食卓に出したら、マイナスイメージが膨らんでしまいます。
そこで、苦瓜の苦味を活かしてカンタンおいしい薬膳のもう一品を作ることに。
自分は残暑の蒸し暑さをケアする「薬膳」の目的で「苦瓜の梅おかか和え」をささっと作りました。
でもコチラ、実は糖尿病ケアの薬膳にも応用が利きます。
「苦瓜の梅おかか和え」
生活習慣病の予防にも薬膳
苦瓜は薬膳素材でもあり、メディカルハーブでもあり、血糖降下に役立つ植物化学成分を含むといわれているからです。
糖尿病のような生活習慣病は一度なってしまうと、治すというよりおつきあいになってしまいます。
まだ生活習慣病になっていない予備軍の状態でも、長い目で見て予防に役立つので、よかったら活用してみてくださいね。
こんな風に、家庭薬膳で生活習慣病を予防するなら、ムリにお薬を入れなくてもOK。
身近な食材から薬膳素材やメディカルハーブを見つけてその働きを知って、目的に合わせた調理法を用いれば、ご家庭でもカンタンにおいしく作れるのが、家庭薬膳のいいトコロ。
糖尿病ケアに 苦瓜の梅おかか和え
植物化学成分も活用する和食薬膳^^
中医薬膳学的には熱冷まし、メディカルハーブチックにいえば生活習慣病のケアにも苦瓜♡
苦瓜に含まれるフィトステロールのチャランチンなど、イロイロな植物化学成分が、複合的に作用し合って、血糖降下に役立つと考えられているから。
鰹けずり節をたっぷりかけると、苦味が旨みを引き出すので、苦味が気にならずおいしく頂けます。
『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳素材の分類
薬膳素材の分類 清熱類 苦瓜 p.90 参照
須崎桂子
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