こんにちは。

ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

桜漬けとたけのこで春の彩と香りで楽しむ

下ごしらえに手間がかかるのでどうしよう。。。店頭に春の味覚「たけのこ」が並ぶ季節。

たけのこはカラダの中からいらないモノを取り除くので、デトックスに役立つ薬膳素材。

「食べたいなあ・・・。」と思うのは、無意識のうちに解毒を欲しているのかもしれません^_^;

ソメイヨシノはすっかり葉桜になりましたが、今はピンクの八重桜がとても美しい季節。

桜の塩漬けと一緒に楽しもうと、塩抜きしながらデカいたけのこの皮を剥きました。

実は、たけのこの皮を剥くのは久しぶり。

あれ、皮そしてまた皮・・・こんなに皮って多かったっけ?

結局すご~く小さいとんがりたけのこが登場。

あ~。下ごしらえの写真を撮ればよかった。。。

気を取り直して、次に薬膳おかずの里芋を剥きながら、ぬかをお鍋に入れてたけのこを茹でてあく抜き。

そうしたら、手元の包丁とぬるめく里芋に気を取られているうちに、ぬかをたっぷり含んだお湯がコンロに吹きこぼれて半べそ状態。も~(;´Д`)

 もちろん、たけのこの水煮を使えば楽だったのでしょうが、やはり手間をかけて作る薬膳の味は格別でした。

♣たけのこの水煮を干し海老の旨味で♪
♣おかずには里芋と日干し舞茸の甘酒煮を作りました♪ことこと三木さん直伝の手作り甘酒で

デトックスの薬膳 たけのこの干し海老ご飯のレシピ

♣たけのこの水煮で春色ご飯♪

作り方はカンタンですが、下ごしらえがタイヘンな春のデトックス薬膳。

でも、手間ひまかけて作る家庭薬膳が報われるのは、やっぱり喜んで食べてくれる家族の笑顔です。

そしてもうひとつのご褒美は、次の朝、とっても快腸(カイチョー)になること。

薬膳的に言うと、腸管をキレイにお掃除すると、お肌もキレイになるのですよ。

こちらは漢方薬局で材料を揃えなくても作れる春の季節薬膳。

よろしかったら、お試しを。

材料(4人分):

白米 4合
水 450ml
日本酒 大1
たけのこの水煮 短冊切り 90g
戻した干し海老 20g
桜の塩漬け 4房

作り方:
①白米を下ごしらえする。
②桜の塩漬けを洗って、分量外の水に漬ける。
③土鍋に白米、たけのこ、干し海老、水、日本酒、②の水を入れて炊く。
④蒸らし終わったら茶碗によそって桜漬けをあしらう。

補足ポイント:
①桜の塩漬けは塩味がきついので、粗塩を洗い流してから浸水しましょう。高血圧症の場合は、余計な塩分を摂取しないように、桜の塩漬けを浸水した水は加えずに炊くとよいでしょう。

家庭薬膳はキレイと健康を守る日々の営み(^^)/
『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳素材の分類 各論
化痰類 たけのこ p.155 参照

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。