ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

 【ナチュラル薬膳生活マガジン20170701】

キレイに健やかになる暮らし方~バックナンバー

2017年に創設した「ナチュラル薬膳生活マガジン」アーカイブへ、今ごろ慌ててバックナンバーを引き続き収載。

ですので、季節外れの記事満載でごめんなさい<(_ _)>

でも、ご興味がございましたら、どうぞお楽しみください。

♣薬膳・ハーブの専門書が充実した柏本校サロンの図書スペース

ナチュラル薬膳生活マガジンメイトの皆様:

こんにちは。

薬膳でデトックス&キレイ

 先月は新しいホームページ作りに取り組み過ぎて、寝不足がたたり、薬膳師の不養生(^-^;  ホメオスタシスのバランスが崩れ気味でした。 

でも、皆さんは、健やかに眠って、食べて、運動して、キレイ&元気に過ごしていらっしゃるようお祈りしています。 

ホメオスタシスが崩れるとキレイも台無しに

もし、皆さんが、ホメオスタシスって何?と思われる場合は是非、無料動画レッスンを参考にしてみてくださいね。 

ホメオスタシスに含まれている自律神経系は、中医学の陰陽の考え方にそっくりで、シーソーのようにバランスをとりながら常に揺れ動いています。 

ナチュラル薬膳生活は、このホメオスタシスのバランスを整えることも、健康を守る「鍵」と考えています。 

♣「恒常性ネットワーク」ホメオスタシス(イメージ)

ですから、けいてぃーが反面教師になっては、元も子もありません。

 ホメオスタシスの崩れは、キレイも台無しにしてしまうので、まずは睡眠をしっかりとって、食養生をプラスしました。 

実は先月(昨年の梅雨の投稿です。)、システム周りを整える作業のストレスが無意識にのうちに大きくなっていたようで、カラダが梅雨のジメジメに負けちゃったゾ ↘ 状態だったようなのです。

陰陽バランスが崩れると炎症を起こすことも

 普段の生活に支障はないものの、口腔内や下まぶたのふちの粘膜が炎症気味で症状が長引きました。 

カラダは正直ですね(>_<) 粘膜は潤す水のような「陰」の性質を持っていますが、その部分に余計な水毒が溜まると、火のように熱くなって「陽」の性質を帯びるため、炎症が起こります。

 水の部分が火のようになると、陰と陽の正反対の性質がせめぎ合うので治りにくく、長引くのでやっかいというワケなのです。

デトックス&キレイに役立つ赤小豆と薏苡仁

そんなときに、けいてぃーが活用した薬膳素材はやっぱり赤小豆(せきしょうず・あずき)や薏苡仁(よくいにん・はとむぎ)のデザートです。 

膿や水毒をカラダの外に追い出す働きがあるからです。 「赤小豆と薏苡仁のメープル糖水」に仕上げてたっぷり食べたら、ココロとカラダが求めていたのでしょう。 

甘さ控えめなのに、とてもおいしく感じました。 

甘味にはカラダに湿を呼び込む精製糖は一切入れ、カリウムたっぷりのメープルシロップを使ったのがポイントです。 

この症例は軽かったので、食養生で済ませました。 もちろん、重い失調のときは、お医者さまにきちんと診ていただいて、私達が毎日必ず摂るお食事に薬膳の食養生を取り入れるとよいでしょう。 

夏の薬膳ランチ会では、けいてぃーが「薬膳でキレイと若々しさを保つ魔法」をご案内することになっていますから、炎症ではタイヘン。

デトックスの食養生でキレイになって臨みたいです。 ジュクジュクした湿疹のケアにも役立つので、高温多湿の夏の食養生にもご紹介しますね。

湿疹や炎症ケアの薬膳「赤小豆と薏苡仁のメープル糖水」

材料(12人分):
A: 陳皮 3g
   水 30ml
B: 赤小豆 250g
   薏苡仁(よくいにん・はと麦) 50g
   水 1500ml
   メープルシロップ 適宜

作り方:
1.Aを15分ほど合わせて柔らかくなったら千切りする。
2.Bを圧力鍋で15分程度柔らかくなるまで加熱する。
3.2が冷めたら1を加え、メープルシロップを添えて供する。 

補足ポイント:
1.多めに作って冷やして頂いても美味です。
2.陳皮(温州みかんのドライピール)がないときは無農薬の柑橘類の皮または果肉を加えても美味です。
3.オプションでカットフルーツを少々加えても結構です。 

夢も育てる薬膳教室「生徒さまの声」

 気張って新しいホームページやシステム周りを整えていることに触れましたが、早く更新したかったのが新サイトの「生徒さまの声」のページでした。

 なぜなら従来サイトでご紹介していた2010年ご卒業で目覚ましい成長を続けている中村真琴さんや、2016年に資格を取得して薬膳活動を始められた駒崎義恵さんなど、生徒さんの現状をお伝えしたかったからです。 

中村真琴(なかむらまこと)さん
 おからスイーツ研究家
ナチュラル薬膳生活アドバイザー 薬膳の知識をスパイスのように活かし、「ヘルシーでも美味しく」素材にこだわったおからスイーツ専門の研究家として教室や、おからマフィン専門店のオーナーとしてご活躍されています。

 ☆駒崎義恵(こまさきよしえ)さん
よしえバーバーの応援薬膳
ナチュラル薬膳生活アドバイザー ナチュラル薬膳生活コミュニティの活動を通じて健康に良くておいしい薬膳レシピを少しずつ社会に提案し始めています。 
プライベートでは、小さなお孫さんをはじめ、ご家族の健康のために薬膳フードセラピーをして差し上げるのが楽しみです。 

ほかにも、生徒さんたちが登場してくださっていますので、どうぞ生の声をお聞きください♪

(了)


『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳素材の分類 各論
去湿類 小豆(赤小豆・せきしょうず) p.160 参照

薬膳を深めて家庭や仕事で活かしたい方に、中医学理論で組み立てる本格的な薬膳実践コースを開講しています。

【基礎】薬膳実践コースへ入学をご検討の方に、薬膳体験パーソナルレッスンを実施しています。

薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーが、心・体・魂が整う薬膳生活メルマガをお届けしています。

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。