こんにちは。

ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

 

先日の発酵教室にて、ことこと三木さんから教わった醤(ひしお)や醤油ぬか床がイイ感じで発酵中です。

 

今回は、醤油ぬか床のお漬物を漬物ギライの家族が食べられたお話しと、醤油ぬか床に一晩漬けただけのパプリカと胡瓜を使って作ってみた抗酸化の薬膳ドレッシングのお話しです。

 

ぬかみそ臭くない醤油ぬか床

  

実は家族がお漬物が苦手です。

 

実家から本格手的なたくあんのぬか漬けをもらってきたときは、臭い臭いと大騒ぎでしたから。

 

♣パプリカと胡瓜の醤油ぬか床漬けを準備ちゅう♡

 

しかし、モノは試し。

 

ことさんが試食で食べさせてくれた赤いパプリカが珍しくて美味しかったのを思い出しました。

 

考えてみたら、パプリカはピクルスにしても歯ごたえが残るし、彩りが鮮やかなので目にも美味しい薬膳素材

 

パプリカなら、くにゃっとした「如何にもお漬物」にならないで済みそう。

 

そこで彩りのコントラストも考えて、赤いパプリカと緑の胡瓜と一緒に漬けてみました。

 

♣ことさん直伝の醤油ぬか床にパプリカ投入

 

そして、一晩で漬けあがった赤いパプリカを一切れ、「これはお醤油風味だから、普通のお漬物と違ってオイシイかも」と家族に差し出しました。

 

すると恐る恐るお口に入れて、「あ!これなら食べられる。漬物っぽくない。お醤油の味だね。」

 

「美味しい!」と言って欲しかったのですが、まずは漬物ギライに好評でよかったです。

 

抗酸化の薬膳ドレッシングに 醤油ぬか床のパプリカ

 

お漬物は塩分が多いので、食した後にのどが渇きやすいのが難点。

 

だから、お漬物だけをそのままパクパク食べるより、お料理の素材として活かすのが好きです。

 

お醤油風味に漬けあがった醤油ぬか床の赤パプリカも、サラダやカルパッチョにウレシイ抗酸化の薬膳ドレッシングに仕上げてみました。

 

赤いパプリカのカロテノイドや黄色いレモンの果皮のフラボノイド、植物色素成分が持つ抗酸化力で、細胞が錆びるのを防ぐのがハーブ薬膳チックなポイント。

 

醤油ぬか漬けパプリカとレモンのドレッシング

 

材料(4人分):

醤油ぬか床漬け 赤パプリカの角切り 大1
レモン皮の細切り 小1
レモン汁 大1
オリーブオイル 中1
純米酢 中1

 

作り方:
①材料をボウルに入れてよく混ぜる。

 

補足ポイント:

①レモンの果皮はできるだけ無農薬のものを選びます。そして、防カビ剤を使っていないものがよいでしょう。。

 

②赤パプリカの醤油ぬか床漬けがない場合は、漬物でない赤パプリカで代用して、お醤油かお味噌を少々加えて塩味を足すとよいでしょう。

 

③赤パプリカの醤油ぬか床漬けの塩分を活かしたので、自然塩や醤油は加えていないレシピです。夏場やスポーツで発汗が激しく、ミネラル補給が必要なら、食べる人に合わせて好みの塩分を適宜調合してください。

 

♣お醤油風味のパプリカは美味しい、彩りもオイシイ

 

「発酵薬膳」の食卓が、皆さまの薬膳ライフを彩る一助になれば幸いです。

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。