こんにちは。

ナチュラル薬膳生活文化普及協会理事長、薬膳ライフコーチ須崎桂子けいてぃーです♪

 

これまで薬剤師、看護師、料理教室の先生、エステティシャン、薬膳の専門家になりたい大人女性のみなさんに、本格的な薬膳コースをオリジナルテキストで十数年教え続けてきた実績を持っています。

 

ハーブ薬膳茶と須崎桂子

また、旬のたけのこを今度は春鯛で楽しむ♪

松山に出張したオットがオモシロイ鯛ご飯を食べたと言うので、どんなものか写真を撮ったそうなので見せてもらいました。

生卵と新鮮な鯛のお刺身を一緒に食べるトカ、卵と卵用の醤油だれはそれぞれ4種類から選べるトカ、初めて聞くお料理。

♣松山の卵かけ鯛ご飯だそうです。

なぜ、こんな話をするかと言うと、また生たけのこを買ってしまったのですが、そういえば前日、愛媛の加熱調理用の春鯛を家族が買っていたので、似たような感じで組み合わせたらおいしいかなあと思ったから。

でもよく聞いたら、松山の鯛ご飯の鯛はお刺身だったそうで、お魚も卵も生で!?アツアツご飯にまぶして食すのだとか。。。

薬膳的に言うと、あまり生ものは消化器系統の働きを助けるものではないので、とにかく全然違いますが、けいてぃーバージョンの鯛ご飯を作ってみました。

旬のたけのこの下ごしらえ再び・・・

また下ごしらえに手間がかかりましたが、おいしいデトックス&滋養に役立つ春の季節薬膳ご飯に仕上げようと一生懸命たけのこの皮を剥き剥き・・・

たけのこでカラダの中からいらないモノを取り除き、うるち米や鯛で春に消耗しやすい滋養を補給する季節薬膳を思い描きながら。

鯛はマルドンの結晶海塩をふって焼き、骨を外して身と皮ほぐして使うことに。

白身魚には浮腫みを取り除く働きがあるので、鯛で水毒をデトックスする効果を期待するなら、お塩は控えめにしたほうがいいですね。

今度はたけのこの記念写真を撮りました。皮の表面の手触りがビロードみたいで素晴らしい!

 また皮だらけで、たけのこの食べられる部分はちょっぴり。

今度はぬかをお鍋に入れてたけのこを茹でてあく抜きするときに、吹きこぼれないで上手に出来ました^^よかった。。。

のこったぬかは、ことこと三木さんから教わったぬか床に足しました。

春の季節薬膳 新生姜とたけのこの鯛ご飯

鯛は最初からご飯に入れて炊きこまないで、炊きあがってから鯛の混ぜご飯にする戦略でした。

まずは、たけのこの干し海老ご飯のような感じでたけのこご飯を炊き、蒸らし終わってから新生姜の千切りを混ぜました。

それから鯛も混ぜようとしたら、家族からちょっと待った!

鯛は混ぜないで上にのせて食べたいのだとか。ふむ。松山の鯛ご飯みたいにしたいのかな。

そこで、新生姜のたけのこご飯をよそってから、ほぐした鯛をのせ、叩いて香りを出した紫蘇をあしらいました。

新生姜やら叩いた紫蘇やら、春のデトックスに役立つ発散かつ発汗系の薬膳素材の香りを活かして、気の巡りを高める働きがあるのがポイント^^

♣新生姜とたけのこの鯛ご飯

レシピを考えながら、繊細な春のたけのこの香りと生姜や紫蘇の香りがバッティングしてしまうかなと心配でしたが、なんのその、ものすごくおいしい和風薬膳の一品に。

生卵は苦手なので卵かけご飯にはしませんでしたが、浮腫みの改善に役立つ昆布出汁を注いでもおいしいかなと思います♪


『ナチュラル薬膳生活入門編』
薬膳素材の分類 各論
化痰類 たけのこ p.155 
補気類 鯛 p.115

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病気の家族や自分に食事療法を出来ず悩んでいたとき、薬膳と出会い、中医学の食事療法を知り学ぶ。しかし健康には食事だけでなく、適度な運動や休養も必要なのに気づく。抽象的な伝統医学に現代の生理学や栄養学を掛け合わせ、ライフスタイル医学の暮らし方「ナチュラル薬膳生活Ⓡ」を考案。2008年にナチュラル薬膳生活文化普及協会を設立して、心・体・魂を整える薬膳フードセラピーの暮らし方を社会に広め続けている。